本田望結 新春ドラマで両立への思い新た「お芝居もフィギュアも100%」

2019年12月30日 11時00分

主演の本田望結(左)と母親役の大塚寧々

 女優・本田望結(15)が三重県伊勢市を舞台にした新春エリアドラマ「おかえり~とこわかの町・伊勢~」(2020年1月2日、東海テレビ)で主役・西川夏美を演じる。

 母のしのぶ(大塚寧々)とともに地元のゲストハウスを切り盛りしながら、絵の才能を伸ばしたいという夢と現実の板挟みに悩む高校生役。本田は「夏美は優しい心を持った家族思い、友達思いの子ですが、思春期からくる自分の感情をうまく伝えられず、夢を迷ったりする。そこが今回のポイントだと思います」と話す。

 2つの目標の間で揺れ動く夏美の姿は、フィギュアスケータ―であり女優でもある本田と重なる部分があったという。兄・太一、姉・真凛、妹・紗来と、5人きょうだい中4人がフィギュアスケーターという本田家にあって、両立の葛藤で悩んだときもあった。

「自分の気持ちがわからなくなったとき、助けになったのはお母さんや友達の言葉だった。自分を大切に思ってくれる方の言葉は、本当に落ち込んでいるときにすごい力になると思うんですね」。当時を思い出しながらキラキラした瞳でそう語る。今では「フィギュアスケートをやってない自分は本田望結じゃないし、お芝居をやってない自分も本田望結じゃない。どっちもどっちではなく、どちらも100%。両方大好きだから、迷わず自分のやりたいようにやるのが一番」という結論に達した。

 もちろん違う部分もある。「夏美が反抗期から髪を金髪に染めてしまうのは見どころの一つだと思います。自分も大人になろうと思って強がっていた時期はあります。でも口答えしたり反抗したりというのは今までないですね。私は両親がいないと生きていけないので、感謝しています」

 もうひとつは絵心。「ないんです。人の顔を描いてくれと言われたら本当に無理です」と苦笑い。絵画については「妹の紗来が本当にうまい」そうで、きょうだいは性格も個性もバラバラだという。でも「重なっているところがないから、きょうだいっていいなって思うんです」。家族に対する気持ちを再確認した今回の経験は今後の女優業で生きてくるはずだ。