「dele」第7話 視聴者モンモンの“気持ち悪い”結末も完成度の高さに絶賛の声「脚本もキャストも最高」

2018年09月10日 12時47分

山田孝之(左)と菅田将暉

 7日に放送された山田孝之(34)と菅田将暉(25)がダブル主演するテレビ朝日系連続ドラマ「dele(ディーリー)」(金曜午後11時15分)第7話の平均視聴率が5・0%だったことが10日、分かった。

 ドラマは、プログラマー・坂上圭司(山田)と相棒・真柴祐太郎(菅田)が、顧客の依頼で、死後に誰にも見られたくないデジタル記録を秘密裏に消去していく。「デジタル遺品」の処理という現代の大きな懸念材料を題材に、多彩な人間ドラマを描く。そして、ベストセラー作家・本多孝好(47)が、オリジナルドラマの原案・脚本に初挑戦している。

 深夜枠ながら、多くの話題作を提供してきた“金曜ナイトドラマ”。初回視聴率は5・5%と、前作「家政夫のミタゾノ」(主演・松岡昌宏)第2シーズンの7・2%に及ばなかったものの、SNS上では「今期一番おもしろい」などと絶賛の声が続出した。視聴率は第1話5・5%→第2話3・7%→第3話4・2%→第4話3・8%→第5話4・6%→第6話5・0%と推移している。

 第7話のあらすじは、祐太郎が、依頼人・笹本隆(西ヶ谷帆澄)の死亡確認をして事務所に戻ると、圭司がすぐさまデータを消去しようとする。しかし、姉で弁護士の坂上舞(麻生久美子)が依頼人の父親が死刑囚・笹本清一(塚本晋也)であることに気づく。

 笹本は8年前にバザー会場で、ジュースに毒物を混入し、死者4人を出した罪で逮捕されるも、無実を主張し続けていた。舞は削除依頼されたデータが、事件に関係するものかもしれないと考え、削除を止め、中身を見せるように要請する。中にあった動画には、笹本が毒物を入れたとされる日時に別の不審な男がウオータークーラーに粉末を入れている様子が収められていた。

 舞は、判決を覆す証拠になる可能性があると、データを渡すように、圭司に迫るが、契約違反だと難色を示す。とりあえず調査に乗り出した祐太郎は、事件現場近くで洋食店を営む上野兼人(Mummy―D)から、映像に写っていた男が市会議員・宮川新次郎(千葉哲也)であることを聞き出す。

 祐太郎と圭司は宮川について調査するが、それぞれ別の“黒い”一面を暴き出す。さらに、調査を進めると街の人々にも事件を起こす動機となる“裏の顔”があることが明らかになり、次々と犯人候補が浮上する…という展開が描かれた。

 今回ネット上で話題となったのは、最後のモヤモヤ感。ラストシーンで祐太郎が思わず「すっげー、気持ち悪い」と吐き捨てた結末に対して「凄くモヤモヤした。イヤ、悪い意味ではなく」「後味の悪さすご過ぎる…」「久しぶりに気持ち悪いENDみたわ」と“消化不良”の声が続出。しかし、それを含めた作品の完成度の高さに「一方的な完結じゃないのが良い」「むしろ心地よかった」「人間らしさを負の側面から描き切った見応えのある話」「後味悪いのに、このラストだからこそ良いっていう矛盾」「脚本もキャストも最高」と賞賛の声も上がった。

 なお、第7話の脚本を務めたのは人気刑事ドラマ「相棒」シリーズなどを手がけた徳永富彦氏。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)