26日に放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月~土曜午前8時)の第74話平均視聴率が21・0%だったことが27日、分かった。
物語は大阪万博(1970年)の翌年、岐阜県東濃地方のとある町の小さな食堂に生まれ、小学生の時に片耳を失聴した「楡野鈴愛(すずめ)」(永野芽郁=18)が主役。夢、仕事、恋愛と失敗を繰り返しながらも、持ち前の行動力で現代まで生き抜く姿、その約半世紀を描く。
初回から21・8%を記録し、前作「わろてんか」(主演・葵わかな)の初回視聴率20・8%を1ポイント上回る好スタートを切った。第13週のタイトルは「仕事が欲しい!」。前回(21・1%)から0・1ポイント微減したものの、20%台をキープし、第60話から続く連続“大台超え”記録を「15」に伸ばした。
第74話のあらすじは、岐阜で5年ぶりに律(佐藤健)と再会した鈴愛。すると律から突然のプロポーズを受ける。しかし、鈴愛は「ごめん。無理だ」と断ってしまう。それから時はたち、28歳になった鈴愛は漫画の連載が打ち切られ、再び秋風(豊川悦司)のアシスタントとして働いていた。ボクテ(志尊淳)やユーコ(清野菜名)と喫茶店「おもかげ」で再会し、律の申し出を断ったことを後悔していることを2人にこぼした。
一方、鈴愛の漫画が掲載されないことを心配した母・晴(松雪泰子)は、秋風に対して、鈴愛にお見合いの話があると手紙で伝えていた…。
(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)