30日に放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月~土曜午前8時)の第51話平均視聴率が21・1%だったことが31日、分かった。

 物語は大阪万博(1970年)の翌年、岐阜県東濃地方のとある町の小さな食堂に生まれ、小学生の時に片耳を失聴した「楡野鈴愛(すずめ)」(永野芽郁=18)が主役。夢、仕事、恋愛と失敗を繰り返しながらも、持ち前の行動力で現代まで生き抜く姿、その約半世紀を描く。

 初回から21・8%を記録し、前作「わろてんか」(主演・葵わかな)の初回視聴率20・8%を1ポイント上回る好スタート。第9週のタイトルは「会いたい!」。視聴率は第49話20・4%→第50話19・1%と推移。今回は2ポイント急増し、“大台超え”を果たした。

 51話のあらすじは、律(佐藤健)は大学の弓道場で高校時代に一目ぼれした伊藤清(古畑星夏)と再会する。初めて出会った時のことや、大学での近況について話すうちに、2人は急接近していく。

 一方の鈴愛は、正人(中村倫也)のことで頭がいっぱいになり、仕事に身が入らない。ミスを犯した鈴愛に秋風(豊川悦司)は「恋をしろ。心を動かされることから逃げるな」とアドバイスした。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)