23日に放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月~土曜午前8時)の第45話平均視聴率が21・1%だったことが24日、分かった。

 物語は大阪万博(1970年)の翌年、岐阜県東濃地方のとある町の小さな食堂に生まれ、小学生の時に片耳を失聴した「楡野鈴愛(すずめ)」(永野芽郁=18)が主役。夢、仕事、恋愛と失敗を繰り返しながらも、持ち前の行動力で現代まで生き抜く姿、その約半世紀を描く。

 初回から21・8%を記録し、前作「わろてんか」(主演・葵わかな)の初回視聴率20・8%を1ポイント上回る好スタートの今作。第8週のタイトルは「助けたい!」。視聴率は第43話21・6%→第44話20・9%と推移しており、今回0・2ポイント微増し3話連続の“大台超え”と絶好調だ。

 あらすじは、秋風羽織(豊川悦司)の提案で、デッサンの特訓に挑むことになった鈴愛、ボクテ(志尊淳)、ユーコ(清野菜名)の3人。モデルには秋風のお気に入りの律(佐藤健)と律の友人・正人(中村倫也)が時給2000円で呼び出された。特訓は耐久レースさながら、10時間にも及び、秋風の厳しい指導が行われた。そして、“修行”をやり抜いた3人に秋風は「ここで人は変わる。自信を持って」と熱く語りかけた。その後、庭で一人たたずむ律が、鈴愛たちの情熱を目の当たりにし、不安になる気持ちを秋風に吐露する。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)