18日に放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月~土曜午前8時)の第41話平均視聴率が20・6%だったことが21日、分かった。また、第42話は19・8%だった。

 物語は大阪万博(1970年)の翌年、岐阜県東濃地方のとある町の小さな食堂に生まれ、小学生の時に片耳を失聴した「鈴愛(すずめ)」(永野芽郁=18)が主役。夢、仕事、恋愛と失敗を繰り返しながらも、持ち前の行動力で現代まで生き抜く姿、その約半世紀を描く。

 初回から21・8%を記録し、前作の「わろてんか」(主演・葵わかな)の初回視聴率20・8%を1ポイント上回る好スタートの今作。その後も20%近い高視聴率をキープしている。第7週のタイトルは「謝りたい!」。視聴率は、第37話19・0%→第38話20・4%→第39話20・2%→第40話20・3%→第41話20・6%→第42話19・8%と推移。38話から41話まで4日続けて“大台超え”をマークした。
 
 また42話では、数字が伸び悩んでいた土曜日(第6話17・8%、第12話18・8%、第18話18・3%、第24話18・0%、第30話18・0%、第36話18・6%)で初めて19%台を記録した。

 あらすじは、秋風羽織(豊川悦司)のネーム(下書き)を捨てた疑惑をかけられ鈴愛は、オフィスティンカーベルを追い出される。途方にくれる鈴愛はおさななじみの律(佐藤健)のマンションを訪ねる。そして、律と大学友人・朝井正人(中村倫也)とともに、東京生活最後の思い出にと、ディスコ・マハジャロに向かい、ピカピカのボディコンスーツを身につけ、お立ち台で踊りまくる。翌日、秋風にお礼をしたいと思いたった鈴愛は、秋風の飼っていたペットたちのパネルを作成し、感謝の手紙を添える。パネルに驚く秋風は「アホらしい、酔いも覚めるっちゅうねん」とつぶやき、夜食をレンジで温めようとする。すると、その中で行方不明になっていた新作のネームを発見し、「やってまった…」と、がくぜんとする。