5日に放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月~土曜午前8時)の第30話平均視聴率が18・0%だったことが7日、分かった。

 物語は大阪万博(1970年)の翌年、岐阜県東濃地方のとある町の小さな食堂に生まれ、小学生の時に片耳を失聴した「鈴愛(すずめ)」(永野芽郁=18)が主役。夢、仕事、恋愛と失敗を繰り返しながらも、持ち前の行動力で現代まで生き抜く姿、その約半世紀を描く。

 初回21・8%を記録し、前作の「わろてんか」(主演・葵わかな)の初回視聴率20・8%を1ポイント上回る好スタートを切った。その後は、第2話20・8%→第3話20・2%→第4話20・5%→第5話19・7%→第6話17・8%→第7話19・2%→第8話19・8%→第9話20・5%→第10話21・2%→第11話20・6%→第12話18・8%→第13話20・3%→第14話19・9%→第15話20・3%→第16話20・0%→第17話20・2%→第18話18・3%→第19話19・3%→第20話20・9%→第21話20・9%→第22話19・2%→第23話19・4%第24話→18・0%→第25話17・4%→第26話18・5%→第27話20・9%→第28話17・9%→第29話18・3%→第30話18・0%と推移している。

 これまで各週とも“大台超え”を複数回達成していたが、第5週はゴールデンウイークの影響もあってか、27話(2日)の1回にとどまった。

 第5週は「東京、行きたい!」がタイトル。人気漫画家・秋風羽織(豊川悦司)のトークショーで自身の作品を見せた鈴愛は、本人から、弟子になることを提案され、東京行きを決意する。家族にその思いを打ち明けるが、母・晴(松雪泰子)に反対される。しかし、鈴愛の強い思い、心を動かされ、晴は東京行きを認めた。一方、幼なじみの律(佐藤健)は大学受験の当日に、前日に鈴愛とクリアファイルを取り違え、受験票が手元にないことに気づく。鈴愛は春からの東京生活の下見に向かうバスに乗っていて、車中で律の受験票を発見し大慌てする。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)