池上彰氏 名古屋「魅力に欠ける街」汚名返上へ提言

2018年03月07日 16時47分

左から上山アナ、内田社長、高井アナ

 東海テレビは7日、名古屋市内で社長会見を行い、開局60周年関連番組として、30日に「池上彰×ナゴヤ」(仮題)を放送すると発表した。

 名城大学教授でもある池上彰氏(67)は番組で、名古屋はなぜ政令指定都市の中でもっとも魅力に欠ける街なのか、変えるにはどうしたらいいのかという提言を、河村たかし市長(69)に行ったという。

 東海テレビによると「(池上氏は)本人いわく名古屋大好き。収録は終了しているのですが、河村市長からの信頼も厚く、すごく話が弾んだ様子です」。この池上氏の提案や分析に対し、地元アイドルの「SKE48」須田亜香里(26)や「BOYS AND MEN」本田剛史(25)、さらにお笑いタレント・土田晃之(45)らが意見をぶつけるという。

 東海テレビといえば、キー局のフジテレビが5日に大幅な改編を発表したばかり。「とんねるずのみなさんのおかげでした」「めちゃ×2イケてるッ!」という長寿2番組の終了を発表するなど、低迷する視聴率のてこ入れをアピールする危機感のある内容だった。

 ただ、東海テレビにその影はあまり見られない。池上氏の番組も名古屋への危機感からではなく「魅力の発信の仕方が十分ではなかった。コンプレックスもないし、地道によさを伝えていきたい」(内田優代表取締役社長)という前向きな姿勢から生まれたものだ。

 4月改編の目玉として夕方のニュース番組「ニュースOne」(4月2日スタート、月~金曜)のメーンキャスターに知名度と信頼度で局アナナンバーワンの超レジェンド、高井一氏(64)を起用したのも“ふるさとを一番知る男”のパワーで、視聴者との距離を縮めようという狙いからだ。

 さらに今年は中日ドラゴンズ戦の中継が“キラーコンテンツ”に化ける可能性がある。5年連続Bクラスにあえぐ中日の視聴率はジリ貧だったが、今年は“平成の怪物”松坂大輔投手(37)が入団。「実際に彼がどのぐらい活躍できるかは未知数ですが、若手の成長もある。中継数が27試合とウエートも大きいので、キャンプでも(好成績を)お願いしてきました」(内田社長)。どのジャンルでも視聴率回復への道は“地元の勝利”。内田社長の願いはかなうか。

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