人気アイドルグループ「SKE48」に最強のライバルが出現した。メ~テレ(名古屋テレビ)は7日、来年1月15日から松井玲奈(26)主演ドラマ「名古屋行き最終列車2018」(全10話・毎週月曜深夜0時20分~0時50分)の放送を発表。これがSKE48の冠番組「SKE48むすびのイチバン!」(東海テレビ・毎週月曜深夜0時30分~1時)とほぼ同時間帯の放送となり、はからずもSKEの超人気OGと現役メンバーによるガチンコ対決が実現することになった。

「名古屋行き――」は名古屋鉄道(名鉄)の最終列車を舞台にしたメ~テレ制作の地域密着ドラマ。2012年12月に第1弾が放送されてから今回が6弾目で、玲奈はすべてのシリーズに出演している。シリーズ第1弾が「東京ドラマアウォード2013・ローカルドラマ賞」、第2弾と第3弾が「日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組優秀賞」を受賞するなどドラマへの評価も高く、女優・玲奈の代表的作品となっている。

 玲奈は「このドラマが始まった時は20歳だったわたしも26歳です。これまで何夜連続という形の作品だったのが、今回は1クールのドラマとして放送することになりました。つまり“連ドラ”になったのです。10話もあります。2018年年明け、いつものように寒い夜中ですが、ほっこりしたドラマをお届けします」とコメント。スペシャルドラマから今回初めて1クールの連続ドラマになったことで気合が入っている。

 一方「むすびの――」は今年4月にスタートした約2年ぶりとなるSKEの冠番組。SKEメンバーとお笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の2人が東海地区の各地でロケを行い、地元の人たちと縁を結んで、おむすびのように誰からも愛されるアイドルを目指していくというバラエティーだ。16日には松井珠理奈(20)、古畑奈和(21)らが米国のセドナ、ラスベガスでロケを行った特別編が放送されることでも話題を呼んでいる。

 かつての盟友・玲奈が主演女優として自分たちの冠番組の裏で放送されるドラマ登場というまさかの展開に、珠理奈も「ファンの方はどっちを見ようか悩むかもしれませんね」とビックリ。それでも「SKEの卒業生もみんな頑張っているし、この地方を一緒に盛り上げていけたらいいですね」と2局にまたがってのSKE現役メンバーとOGによる“競演”で名古屋の夜をヒートアップさせるつもりだ。