SKE48・須田亜香里(26)の勢いが止まらない。48グループでは今やHKT・指原莉乃(24)に次ぐテレビ出演数を誇り、1日には「水曜日のダウンタウン」(TBS系)に出演したばかりか、このほどメ~テレ(名古屋テレビ)が制作する朝の情報番組「ドデスカ!」のレギュラーコメンテーター(木曜担当)に抜てき。エース・松井珠理奈(20)に並ぶ“SKEの顔”として活躍中だ。

「ドデスカ!」がアイドルをコメンテーターに起用するのは番組史上初のことだが、この大抜てきを呼び込んだのも須田自身の努力が評価されてのものだった。

「若い元気な意見を『ドデスカ!』を通じて東海地方に届けてもらいたい」と番組スタッフで話し合われた中で自然と出てきたのが須田の名前だった。

「(コメンテーターに起用したのは)SKEだからというよりも須田さんだからです。握手会での“神対応”で話題になるなど、しっかりとした対応に定評がある。アイドルではなく一人の26歳の女性として思いを語っていただきたい。当然、番組には(SKEの)衣装ではなく、私服で出てもらいます」(メ~テレ・清水伸司チーフプロデューサー)

 須田は昨年のAKB選抜総選挙で7位だったにもかかわらず、次のAKBシングルでは「神7メンバー」として史上初の選抜落ちを経験。それでも「自己管理のプロで絶対に体調不良で休むことはない。リハーサルでも手を抜かず、あいさつや礼儀もしっかりしていて後輩の見本になる存在」(SKE関係者)といわれている。そういった評価が次々と新たな仕事を呼び込むことにつながっている。

 須田は「『なぜ須田が』という疑問が『須田でよかった』と言っていただけるよう、皆さまの期待を成長の糧に務めさせていただきます」と至って謙虚。地元でのレギュラー獲得でさらに勢いは加速しそうだ。