人気アイドルグループ「AKB48」が11月22日に50枚目のシングル(タイトル未定)をリリースすることが10日、分かった。この日、大阪で開催した握手会イベントで発表されたもので、年内でグループから卒業する渡辺麻友(23)の卒業シングルとなり、渡辺は自身6回目、単独では4回目のセンターを務める。

 渡辺は、最後のセンターに「AKB48の50thシングルという節目の作品のセンターに選んでいただきありがとうございます。年内卒業と発表させていただいた私のラストシングルでもあり、ラストセンター曲になります」とファンに報告。

 続けてアイドル人生を振り返り「思い返せば、4thシングル『BINGO!』で初の選抜メンバーに選んでいただき、今作で43度目の選抜メンバーとなりますので、AKB48の歴史の一端を少しは担えたのではないかな、と思います」と“初代神7”の最後の1人としての自負をのぞかせた。

 最後に「50枚目のシングルがどんなものになるかはまだ分かりませんが、最後まで皆様に楽しんでいただけるよう、また、渡辺麻友の集大成をお見せできるよう務めさせていただきます!」と力強く誓った。

 6月に行われたAKB選抜総選挙で、卒業する意向を発表した渡辺は、10月31日にさいまたスーパーアリーナで卒業コンサートを開催。その後、東京・秋葉原の専用劇場で卒業公演を行う(時期は未定)。ただし、活動は年末まで続ける予定という。

 なお、同シングル選抜メンバー28人も発表され、AKB48チーム8の岡部麟(20)、SKE48の小畑優奈(15)、HKT48の田中美久(15)、STU48の瀧野由美子(19)の4人がAKBのシングルで初めて選抜入りした。