AKB高橋朱里「まゆゆロス」乗り越えて話題性と信頼の両立へ

2017年09月09日 16時30分

新曲で取り入れられたハッシュタグポーズを取る高橋朱里

【2017ド本命アイドル】「第9回AKB48選抜総選挙」の上位16人が歌う新曲「#好きなんだ」がリリースされ、前人未到の“シングル30作連続ミリオン”を達成した。自己最高11位に入り、2年連続で選抜入りしたAKB48高橋朱里(19)はグループの次期総監督とも目される。総選挙で結婚宣言をしたNMB48須藤凜々花(20)にも壇上で真っ先に苦言を呈したのが彼女。改めて高橋が伝えたかった真意、グループ愛と自身が描く未来を聞いた。

 ――新曲はどんな歌

 高橋:「#好きなんだ」は、はやりのSNSで恋愛をする男の子の曲です。AKBは片思いソングが多いけど、両思いになるハッピーな曲。総選挙は大嵐だったけど、ミュージックビデオは晴天で沖縄のキレイな海と空が映ってて良かったです。

 ――総選挙は自己最高11位で選抜入りした

 高橋:15位の去年より票数も順位も上がった。選抜16人にAKBは4人(兼任を除く)と少ない。AKBのシングルなのにとは思いますけど、NGT48が躍進したりSTU48が誕生したり、グループが拡大もしている。全体でAKBを盛り上げる気持ちで歌ってます。

 ――総選挙といえば、20位に入った須藤さんが壇上スピーチで結婚宣言した。高橋さんはスピーチで真っ先に疑問を呈したが、あの宣言をどう思った

 高橋:総選挙で自分が一番大事にしていることは、投票してくださったファンの方が楽しかったと思うこと。メディアの方は話題性が大事だと思う。だけど、ファンがこれからも応援したいと思えるのは「楽しかったな」「応援してて良かった」と思えることが一番。そういう意味で結婚発言は、そう思えないと思う。

 ――結婚宣言後、他のメンバーが触れられない中で、最初に言及した

 高橋:「来年、ファンの方が応援してくれるかな」と思った時に「いや…ヤバイんじゃないかな」と。私は発言の後、メンバーのスピーチが頭に入ってこなくて。このまま総選挙が終わってしまったらと思ったのもある。スピーチは賛否両論とか何も考えてなかった。メンバーとか中継で見ているファンのことしか考えてなかったですね。

 ――後悔はない

 高橋:ないですね。でも、りりぽん(須藤)と同じチームで活動してたら、ああいう発言はできなかったと思う。距離が近かったら言えなかったかもしれない。結婚宣言があってもファンの人たちは、すぐに嫌いにはなれないので…。私の握手会にも、りりぽんのファンが来るんですけど、「ありがとう」と言われたり。そういう姿を見ると、やっぱりつらいですね。

 ――恋愛禁止を守ってきた“王道アイドル”渡辺麻友さんの卒業発表よりも、結婚宣言が大きくなってしまった

 高橋:話題性が大事なのは活動してても思う。真面目に頑張ってきた子が損をしたかは分からないけど、悔しい。でも、グループは注目された。私は話題性か信頼かを考えた時にどっちも大切だと思うし、両立させたい。でも、麻友さんからしたら、本当に気分は良くなかったと思います。

 ――グループを担う存在として期待も大きい

 高橋:加入して6年ですけど、今年20歳になるのが自分の中で大きくて。実力もまだまだで経験値を上げたいし、外でソロ仕事をいっぱいしたい。今年、ミュージカルをやらせていただいて、より自分自身、お芝居をしたい気持ちに気づいた。自分をもっと売っていきたいです。

 ――今年は渡辺麻友さんも卒業する

 高橋:今、AKB48って聞いただけで興味を持ってもらえるかといったら、そうじゃない。一般的に知られているかもしれないけど、それは前田(敦子)さんがいた時のAKBだと思う。一人ひとりの活動を通じて、また興味を持ってもらえるように。昔のイメージだけで興味を持ってもらえてないなとすごく思うし、個人の仕事で知ってもらってAKBに還元できたらと思っています。

☆たかはし・じゅり=1997年10月3日生まれ、茨城県出身。血液型=A。2011年にAKB48第12期研究生オーディションに合格。現在はチーム4キャプテンを務める。昨年「第8回AKB選抜総選挙」で15位になり、選抜総選挙での初の選抜入り。今年は自己最高の11位で、2年連続で選抜入りした。今年4月に初主演ミュージカル「雪のプリンセス」に出演。女優としても飛躍が期待されている。