卒業発表のNGT北原里英 メンバー&スタッフから愛される理由

2017年08月23日 11時00分

卒業を発表した北原里英(右)に抱きつく荻野由佳(C)AKS

 新潟を拠点にするアイドルグループ「NGT48」のキャプテン、北原里英(26)が21日、卒業を発表した。来春をめどに卒業し、女優業を中心に活動するという。メンバー、スタッフ全員が芸能界での成功を願っている。その背景にあるのは、グループ一ともいえる“特異なキャラクター”だった。それは――。

 北原はこの日、新潟市歴史博物館で行われた「NGT48 お披露目2周年スペシャルLIVE」に参加。2部構成で行われたライブの2回目の最後の曲前で「私、北原里英はNGT48を卒業します」と告白。「本当にファンの皆さんの支えがあって、2周年を迎えました。NGT48は勢いがあるグループで、やりがいがあり楽しい。メンバー、スタッフ、ファンの皆さんが大好きです。とても悩んだし、考えたんですが、決断させていただきました」と続けた。

 北原は2007年10月にAKB5期生として加入し、15年3月にNGT48にキャプテンとして移籍することを発表。同年8月のグループお披露目から、キャプテンとしてグループを引っ張ってきた。北原は「この2年、キャプテンとして、自分のできることは精一杯頑張ってきました。メンバーもみんな、慣れない環境の中で、どんどん成長して頼もしい存在になっています。みんなのことを信頼しているので、私がいなくなったNGT48を一番のファンとして応援していきたい」と話した。

 ライブ後、北原は「AKB48に入る前からの夢だった女優さんを目指して、ゼロからのスタートになるのですが、お芝居を中心に活動をしていければいいなと思っています」と女優への転身を誓った。

「北原はAKB加入当初からメンバーやスタッフから『本当にいい子』と信頼を寄せられ、劇場デビューから1年で選抜に大抜てきされた。しかし、“選抜の常連”となりながら『他の人を蹴落としてまで上に行こうと思わない』優しすぎる性格で、競争社会のグループで自信を失う結果に。13年、14年と総選挙で選抜落ちも経験し『自分はAKBに必要ないのかな』と卒業を考えたこともあった」(AKB関係者)

 そんな時、総合プロデューサーの秋元康氏(59)から「一緒にプロデュースからやっていきたい。北原にやってほしい」とオファーを受け、AKBからNGTへの移籍を決断したという。

「AKB時代から、北原はスタッフの名前を皆、覚えて、現場でも『○○さん、おはようございます』など、しっかりとあいさつしていた。グループが人気絶頂だった時も周囲に横柄な態度を取ることは一切なかった。15年の総選挙で選抜に返り咲いた際は、スタッフ全員が本当に喜んでいた」(前同)

 自分より他のメンバーを心配してきた北原だが、卒業後は周囲の温かい応援で羽ばたく番だ。