元SUPER☆GiRLSの八坂沙織(28)、元SKE48の小林亜実(24)、元AKB48の岩田華怜(19)らが30日、都内で舞台「バックイン・ミレニアム」記者発表会に出席した。

 舞台は、私立女子校の文化祭で繰り広げられるタイムスリップもの。八坂と小林がダブル主演で、岩田は特別出演だ。アイドルから女優への転身を図る若手女優ら総勢36人が出演する。舞台テーマに絡めて「自身で過去、未来でタイムスリップしたいならいつ?」と聞かれると、八坂は「道を間違えた中学生に戻りたい。中学受験で私立に入ったけど、友達ができなくて辞めてしまった。もうちょっと社交性を持ってタイムスリップしたら、辞めなくて済んだかも」と苦笑い。小林は「自分の生まれる前、両親が出会ったころを見てみたい。両親に聞く機会もないので、見て家族愛を深められたら」と話した。また、昨年5月にAKBを卒業した岩田は元アイドル出身の出演者が多いことについて、「久しぶりに大勢の女の子に囲まれている。AKBにいたころはこんな環境だったので、どこか懐かしい。日々、いい匂いを嗅ぎながらみんなで頑張っている」と笑顔を見せた。

 AKB48グループ出身の女優増加の現状に、岩田は本紙に「お芝居の現場で、卒業生や現役のメンバーに会うことがすごく増えてきた。48グループは卒業生も現役メンバーも家族だ、と思っている。ライバルだけど、お互い高め合いながら『みんなが頑張っているから私も頑張る』といつも思える。ステキな関係です」と明かした。

「48グループ出身、広く言えば、アイドル出身の女優さんとして世間に認めてもらえるように、私も今、悪戦苦闘している。『チーム48』みたいな感じで、みんなで『ただのアイドルじゃないんだぞ』と現役も卒業生もみんなで一丸となって頑張っていきたい」(岩田)

 卒業後も“チームAKB”の絆は深いようだ。