【~第1党奪回へ~SKE48逆襲宣言(12)】SKE21枚目のシングル「意外にマンゴー」(7月19日発売)のセンターに7期生の小畑優奈(15)が大抜てきされた。初選抜でいきなりSKEの「ゼロポジション」を任された“ゆなな”の覚悟と決意、そして3回目の総選挙にかける意気込みとは――。名古屋の未来を託された新エースを直撃した。
――7月発売の新曲で単独センターを務める。初選抜入りで初センターと言われた時の気持ちは
小畑:それ(センター)を目標に今までやってきたので、ビックリだし、うれしいし、という感じでした。
――一人だけで一番前のポジションに立つ
小畑:自分がセンターとわかった次の日が握手会だったんですけど“どうしよう”という気持ちが強かったんです。(不安な気持ちを)隠してたんですが、同期の(後藤)楽々にはわかったみたいで。何も言ってないのに、そばに来てくれて“大丈夫だよ”と励ましてくれました。実際に(センターに)立ってみたら、周りの先輩も励ましてくださって、何か楽しかったです。結果、そんなに心配する必要なかったなと思いました(ニッコリ)。
――ずっとセンターを務めてきた松井珠理奈は何と
小畑:ダンスのアドバイスだったりとか、結構していただきました。そして「頑張れ」と言ってくださいました。
――両親の反応は
小畑:“初選抜初センターって言われたよ”ってサプライズ的に言ったら「エーッ」と、ビックリしてました。母の日が近かったので「母の日のプレゼントはこれね」って言ったらお母さんは泣いてました。
――ご両親はアイドル活動を応援してくれている
小畑:すごく応援してくれてますね。おじいちゃん、おばあちゃんも毎回、(自分の写真が載っている)雑誌を買ってくれてます。それぐらい「(SKEに)入ってくれてうれしいんだよ」という気持ちが伝わってきます。
――そんな中で3回目の総選挙を迎える
小畑:正直どうなんだろうな。不安だけど信じるしかないですよね。1回目の総選挙は(SKEに)入ってすぐで、わたしたち7期生にとって初めての大きなステージだったんですよ。だから総選挙どころじゃなかったんです。でも昨年はいろんな先輩たちを見て、改めてランクインしたいなと思ったり、気持ちが固まったんです。今回はやっぱり名前を知ってほしいのと、ランクインしたいなという気持ちが強いです。
――目標は
小畑:ランクインですね。順位でいったら真ん中くらい。40位くらいを狙いたいです。
――自信は
小畑:この1年はいろんな方に知ってもらえたかなと思うんですけど、それがどこまで浸透しているのか。試されるなと思います。ここで。
――今回はSKEのセンターとして迎える総選挙になった
小畑:そうですね。それは結構プレッシャーだなって感じてます。
――もし入らなかったら、どうしようと思ったり
小畑:結構思ってます。楽しみなんですけど不安もあります。どこまでいけるのかなって。でも今まで見た総選挙では(ランクインした)先輩たちがキラキラしてるなって思ったんです。とっても輝いていました。そのステージからの景色をわたしも見たいなと思います。
――「ヤングガンガン」での24ページ大特集を皮切りに「フォトテクニックデジタル」「週刊プレイボーイ」「ヤングアニマル」とグラビアラッシュで6月も多くの雑誌やグラビア誌への登場が決まっている
小畑:正直、グラビアのお仕事は自分には回ってこないだろうなと安心してたんですけど(笑い)。回ってきて「あ、やるんだ」っていう感じで。最初はやっぱり水着とかどうしよう、恥ずかしいなっていう気持ちがあったんですけど、やってみると周りやファンの方が「いつもとは違う表情が見れていいね」「大人っぽいね」と言ってくださったりして、ちょっと自信になった気がします。
――グラビアは積極的にやっていきたい
小畑:やっていきたいなって思います。周りの反応を聞けるのはうれしいし、自信にもなる。
自分でも雑誌見て「あっ、自分こんな表情するんだな」っていうのを改めて知ることがグラビアにはあるから、もっとやっていきたいです。
――目指すはSKEのグラビア女王
小畑 ウフフ…。なれたらいいですね。
――昨年11月に行われた10分間のソロコンサートでは48と46全グループの楽曲を早着替えで歌って大好評だった
小畑:「よかった」って直接言いに来てくれるファンの方も多くて。ソロコンサートの力はすごかったなって思います。
――全グループの歌を歌った中で特に印象に残っているのは
小畑:サイマジョ(欅坂46の「サイレントマジョリティー」)かな。「カッコイイ表情が見れてドキッとしたよ」という声をいただいて“やってよかったな”って思ったし自分もカッコイイ曲をやりたかったので。サイマジョは曲もいいですし。歌っていて自分の中にその世界が入ってきた感じがしました。
――欅坂のセンター・平手友梨奈さんは同じ愛知県出身で同じ15歳だ。気になったりする?
小畑:気になりますね。全然同い年とは思えないような表情をするので尊敬してます。すごいなっていつもテレビを見て思ってます。
――今度は小畑さんがセンターとしてテレビに出る。SKEのセンターとして平手さんに負けたくないという気持ちは
小畑:そうですね。負けちゃダメなので、やっぱり。「わたしらしく」を残しつつも(見てる人が)ワッてなるようなものができたらいいなって思います。(新曲は)夏という感じの曲でもあるので、はじけた感じもしっかり出して曲の世界観をちゃんと見せていきたいです。
――MV(ミュージックビデオ)は海外で撮影した
小畑:MVはザ・水着という感じです。水着になったので夏らしさも増すんじゃないかと思います。はじけたいなと思ってダンスのシーンを特に頑張りました。結構ファンの人はうれしいっていうかもしれないです(笑い)。
☆おばた・ゆな=2001年12月18日生まれ。愛知県出身。15年3月にSKE7期生オーディションに合格。15年11月にチームKIIに昇格。ニックネームは“ゆなな”
【次回は水野愛理が登場】
※6月14日(水)発行の中京スポーツ(中部地区で発売)ではSKE48の特集記事を掲載。小畑優奈をはじめインタビューメンバー14人の直筆サインチェキプレゼントもあります。