人気アイドルグループ「乃木坂46」の松村沙友理(24)が26日、都内で行われた7月スタートのテレビアニメ「クリオネの灯り」の制作発表会見に出席した。

 テレビアニメシリーズで声優初主演となる松村は、いじめられっ子の少女・ミノリ役に起用された。「私も学生時代は暗くて、あまり友達がいなかったので、感情移入しやすかった。ミノリちゃんのはかなさを表現できていたらいいなと思います」と意気込んだ。

「声優は一番憧れの職業」といい、アフレコ現場について「憧れていた場所にいる感じ。いつもアニメを見る側だったので、音のないものに皆さんが命を吹き込んでいるのがリアルタイムで見られて、感動しっ放し」と目を輝かせた。

 いじめが題材となっている「クリオネの灯り」。所属する乃木坂46の人間関係を聞かれると「入る前は女の子同士だし、いろいろギスギスしてるのかなと思ったけど、乃木坂の子は皆、ほんわかしているので仲がいい。私も暗い女の子だったけど、このままの私を受け入れてくれたので、乃木坂で良かったと思いました」と笑顔を見せた。

 会見にはオープニングとエンディングの主題歌を担当した歌手のaki(29)らも登場。SKE48で2014年まで出口陽(でぐち・あき)として活動したakiは、松村との対面に「共演する機会があると思っていなかったので感慨深い。昔はどこかですれ違ったりしたことはあると思うんですけど、今日初めてごあいさつさせていただいて、とてもいい子だなと思いました」と話した。

「クリオネの灯り」は7月よりTOKYO MX、とちぎテレビ、BSフジで放送される。