AKB総選挙なぜ沖縄開催?「OKN48誕生」情報を追跡

2017年03月30日 11時00分

2連覇した指原は今年3連覇がかかる

 人気アイドルグループ「AKB48」の49枚目シングルの選抜メンバーを決める選抜総選挙が6月17日、沖縄で開催されることが先日、発表された。地方開催は福岡、新潟に続き3年連続となるが、姉妹グループのない沖縄で、なぜグループ最大規模のイベントを行うのか? 関係者の証言から見えてきた「沖縄(OKN)48」誕生の可能性は…。

 9回目を迎える今年の開票イベントが行われる会場は、沖縄県豊見城(とみぐすく)市の豊崎海浜公園・豊崎美らSUNビーチだ。昨年に続き立候補制で行われ、受付期間は3月31日まで。ファンは5月31日発売の48枚目シングル「願いごとの持ち腐れ」に封入されるシリアルナンバーなどから投票できる(投票期間は5月30日~6月16日)。

 意外な開催地にファンの反応も様々だ。ネット上には「沖縄への旅行がてらに見に行こう」と好意的な意見もあれば、「飛行機代とホテル代…キツイ」と金銭面での不安を吐露する声も。また「梅雨の時期なのに、沖縄でやる意味が分からない」と困惑する様子も見られる。共通しているのは「なぜ、わざわざ沖縄でやるの?」だろう。

 AKB関係者は「梅雨の時期での開催を疑問視する向きもありますが、例年総選挙はこの時期に開催されてきた。味の素スタジアム(東京)での第6回総選挙は大雨の中で行われました。今年も雨天決行、荒天の場合は中止になります。雷注意報が出た場合は、屋内の別会場に移動して実施する予定です」としている。

過去には元AKBの大島優子(28)が2014年3月30日に東京・国立競技場で卒業コンサートを開催する予定だったが、荒天のため公演自体が中止になった。「梅雨を外せば大丈夫」ということでもなさそうだ。

 沖縄開催の現実的な要因の一つに、会場選定の難しさが挙げられる。

「日程に合致する大規模会場の確保は非常に難航します。野球、サッカーなどプロスポーツのスケジュールもあれば、屋外の大規模会場は騒音問題も絡んでくる。ハプニングが付きものの総選挙は、時間も想定通りにはいかず、イベント終了時間も読みづらい。その点、沖縄のビーチ開催はクリアできる」(前同)

 もっとも、総選挙は開票イベントの開催地側からのオファーもある。今回も沖縄県をはじめ、那覇市、豊見城市から熱心な勧誘があり、地元企業も協力に前向きだった。

 地元メディア関係者は「昨年の新潟開催は経済効果が大きく、様々なメディアに何度も新潟が登場した。『地域の活性化』も背景にある。総選挙の当日、豊見城市や那覇市の宿泊施設には予約が殺到し、宣伝効果も大きい。AKBサイドにとっても、新たなファン層を獲得できるメリットもあるようです」と指摘する。

 さらに、ファンが期待するのは“その先”ともいえる。「沖縄(OKN)48」の誕生だ。

「秋元康総合プロデューサーも『沖縄48』について『何度も話がある』と語っている。昨年はNGT48が本格始動した年に合わせるように、総選挙を新潟で開催した。総選挙を開催すれば、沖縄の潜在的なファン数や地元の反応なども知ることができる。沖縄48誕生の契機になると思います。もともと沖縄といえば、アクターズスクール出身のグループ、安室奈美恵、MAX、SPEEDなどが音楽界を席巻した時代もあった。これまでの48グループとは違ったアイドル像が見られるかも」(出版関係者)

 瀬戸内7県を拠点に今夏発足予定の「STU48」も参戦することが決まった今年の総選挙。沖縄に注目が集まるイベントになりそうだ。