HKT48の指原莉乃(24)が先月末、声優アイドルグループをプロデュースすることが発表され、ファンの関心を集めている。

 昨年、指原が「代々木アニメーション学院」のプロデューサーに就任したことで動きだした同プロジェクト。指原は「“秋元康超え”をしたいなと思います。これからアイドルになりたい女の子は秋元康を頼るんではなく、私を頼ってください」と生みの親に“宣戦布告”した。

 同学院のホームページでは、初期メンバーを決めるオーディション参加者募集が開始されている。これからはアイドルだけではなく、プロデューサーの肩書も付く指原。アイドルとしてのモチベーション低下を危惧する声もあるが、そんな声を吹き飛ばすかのように“背中で語っている”という。

 ファン投票で選ばれた楽曲をランキング形式で披露する、1月下旬に開催されたライブ「AKB48グループリクエストアワー」でのことだ。

「姉妹グループを含めたAKB48グループメンバーが総出演したが、指原は自身が出演していない曲でも、ひな壇で誰よりも歌って踊って盛り上げていた。史上初の総選挙連覇を達成し、ソロ活動でもグループ一多忙な指原が盛り上げ役を買って出ているんだから、HKTの後輩メンバーが影響を受けないわけがない」(AKB関係者)

 87位にランクインしたSKE48の曲中では、指原はひそかに“乱入”。サビのジャンプをSKEメンバーと一緒に決めて笑いを誘うシーンも。そんな姿に引っ張られるように、HKTメンバーもノリノリになった。

「他に盛り上げていたのが、指原と人気を二分するほどに成長したNMB48の山本彩。山本も多忙ですが、出番以外でもひな壇で盛り上げた。主役じゃなくても手を抜かず、自分たちのライブを盛り上げようとするプロ意識。後輩メンバーは学ばなければいけないでしょう」(前同)

 指原はプレーヤーとしても引っ張っていく存在といえそうだ。