アイドルグループ「SKE48」が20日、名古屋市東区の愛知県芸術劇場大ホールで「みんなが主役!SKE48 59人のソロコンサート~未来のセンターは誰だ?~」の2日目公演を開催した。
59人のメンバーが1人10分の持ち時間でソロステージを披露するという今回のコンサート。昼の部のトップバッター・松村香織(26)は、何とお笑いコンビ「トレンディエンジェル」たかし(30)と登場。「トレンディかおたん」として漫才を披露した。
「SKE48江籠裕奈ちゃんと同じ16歳で~す」とあいさつして、2400人のファン全員から大ブーイングを受けるというお約束の展開から2人の掛け合いはスタート。「かおたんが選抜総選挙13位になったのはさすが。選抜メンバーはすごい! 無敵だよ、かおたんは無敵!」とたかしが「無敵」というワードを連呼すると、「MUTEKI? 私は出てない」とSKE内では禁断の話題に言及。アイドルのコンサートでは考えられない2人のタブーすれすれの応酬に、会場内は大爆笑に包まれた。
即席コンビとは思えない軽妙なやりとりを見せたが、実は以前からの知り合い。松村がSKEに加入する前に勤めていたメイド喫茶に客としていて来ていたのが、たかしだった。「2400人の前で漫才やったのは初めて」というたかしには、SKEファンから大きな拍手が送られた。
そのほかにも、この日誕生日を迎えた佐藤すみれ(23)がドラムを演奏しながら「強がり時計」を熱唱すれば、古畑奈和(20)はサックスで「孤独なバレリーナ」を演奏するなど、昼の部に出演した15人のメンバーはバラエティーに富んだステージを披露。最後に登場した北川綾巴(18)は俳優・大矢剛康(24)との二人芝居に挑戦。事故で恋人を失った女性という難しい役を演じきると「ブラボー!」の掛け声とともに、会場内はスタンディングオベーションに包まれ、見事にトリの大役を果たした。
SKE48松村 メイド時代の客「トレエン」たかしと漫才披露
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