AKB総選挙 新潟開催その先に札幌、松山の情報も

2016年06月19日 06時00分

新潟駅に張られた総選挙のPRポスター

 世界最大のアイドルグループ・AKB48グループの年1回のスペシャルメーンイベント「第8回AKB48選抜総選挙」が18日、新潟・HARD OFF ECOスタジアム新潟で開催。新潟市によれば、15億円を超える経済効果が見込まれるという。昨年の福岡に次いで2度目となる地方都市での総選挙成功の先にある未来像とは――。

 

 JR新潟駅前に階段を使った大型の広告が登場。全国からファン3万人が押し寄せることが予測され、市としては約15億6400万円の経済波及効果を見込んでいる。1月に誕生したNGT48に加え、今回の総選挙で市は「県外の若者に新潟をPRする絶好のチャンス!」と意気込むのも当然だろう。

 

 そのため会場となるスタジアムの場内および周辺には、新潟の名産品などを販売・PRする50ものブースを出展する。

 

 売り物となるのは、新潟の魅力を紹介する楽曲「NGT48」の歌詞にも登場するコシヒカリ、イタリアン、へぎそば、タレカツなどご当地グルメで、新潟そのもののファンを増やし、リピーターの拡大につなげたい考えだ。

 

 県庁所在地の新潟市は、本州日本海側で唯一の政令指定都市。人口は80万人以上を誇るが、他の姉妹グループ、東京、大阪、名古屋、福岡は人口100万人都市を抱えている。「総選挙は初の地方開催として昨年、福岡で行われ大成功した。ただ、2011年に福岡でHKT48が誕生して4年ほどでの開催で、アイドル文化が十分に根付いてからだったのも事実です。今回のNGTは今年1月に誕生したばかりで、都市規模としても不利な面がある。それにもかかわらず新潟での総選挙が成功すれば、スケールメリットの小さな他の地方都市に、48グループ誕生のきっかけになるでしょう」(AKB関係者)

 

 AKB48グループといえば、NGTより前に北海道・札幌を拠点とする「SPR48」の結成が報じられたこともあった。今もSPR48は発足に向け水面下で話は進んでいるというが、芸能関係者は「札幌市は190万人を超える人口を有するが、新潟市よりも小さな都市でも話は持ち上がっている」と続ける。

 

「例えば、四国地方で最大の人口(約51・5万人)を誇る愛媛県の県庁所在地である松山市です。新潟市より30万人ほど人口は少ないが、四国の中心都市として若者が集まる土壌はある。AKB48のチーム4が全国公演を松山市で開催したのですが大盛り上がりでした」

 

 他にも宮城県仙台市や沖縄県那覇市などにも姉妹グループ誕生が噂されているが、新潟市での総選挙の動向はこれからのチーム発足の大きな鍵を握ることにもなりそうだ。「今年中にTPE48(台湾・台北)、BNK48(タイ・バンコク)、MNL48(フィリピン・マニラ)と海外姉妹グループが3つも発足することが発表されている。総監督の横山由依は『AKB48グループの第2章が始まる』と言っているが、国内もNGT48以外にも姉妹グループが誕生してもおかしくないでしょう」(前出の芸能関係者)

 

「総選挙景気」に沸く新潟を多くの地方都市も注目しているようだ。