名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ「SKE48」の松井珠理奈(19)が30日、中日―広島戦(ナゴヤドーム)で始球式に登場した。

 グループ名にちなみ背番号48の中日ユニホームとキュロットスカート姿でマウンドに上がると、脚を大胆に上げる投球フォームで観客を魅了。ワンバウンドになったことで「悔しいですね。こんな大きな場所に、1人だけでメンバーがいないことで緊張しすぎちゃいました」と苦笑いした。

 それでも自身がセンターを務めるSKEの19枚目シングル「チキンLINE」が、この日発売されたことにちなんで「(自己採点は)80点。残りの20点はチキンになりすぎっちゃったなぁと思う」とちゃっかりPRした。

 愛知県出身とあって中日ファンという松井は「投げる前に、中日ドラゴンズさんが優勝できるように気持ちを込めて投げた」。“推しメン”を問われるとドラフト1位・小笠原慎之介投手(18=東海大相模)を挙げて「同世代なので。その一生懸命な姿を見ると、私たちも力をもらいますし、私たちと次世代のたくさんの方にも、もっとドラゴンズや名古屋を知っていただいて好きになってほしい」と呼びかけた。