AKB全国5劇場で復興支援公演「継続は力なり」を被災地も評価

2016年03月13日 10時00分

卒業後の支援を語った岩田華怜(C)AKS
卒業後の支援を語った岩田華怜(C)AKS

 東日本大震災から丸5年たった11日、AKB48グループが各グループの劇場で復興支援特別公演を開催した。


 東京・秋葉原のAKB48劇場から初参加のNGT48を含む5グループ各劇場をライブ映像で結び、総勢238人で復興応援ソング「掌が語ること」を祈りを込めて合唱した。


 メンバーは地震の起きた午後2時46分に各劇場のステージで黙とう。ライブ終盤では、今月15日にAKBを卒業する宮城県仙台市出身の岩田華怜(17)が「(東北は)まだまだ、みなさんの力が必要です。卒業する私は(AKB48グループからは)離れますが、支援活動を続けていきたいと思っています。これからもみなさん力を貸してください」と訴えた。


 AKB48グループは、震災から2か月後の2011年5月に「誰かのためにプロジェクト」を立ち上げた。義援金の寄付などのほかに毎月1回、被災地を訪れる活動を続け、今月6日にも59回目のライブを盛岡市の岩手県民会館で行った。


「最初のころは被災した自治体側もAKB48グループの被災地での支援活動について『今はそれどころじゃない』と受け入れに難色を示すところも多かったといいます。しかし、義援金の寄付や毎月1回の支援活動などを5年も続けるアイドルグループはいないし、支援活動を続けているタレントも少なくなった。地道な活動を見続けた市町村から『AKBなら来てください』と言われるようになった」(地元メディア関係者)


 メディアで報道されない3月以外の支援活動で被災地に出向くメンバーも多い。「被災地の子供たちの笑顔に触れ、メンバーが逆に元気や勇気をもらうことも多いし、支援活動を通じて、メンバーも人間的に成長している」とAKB関係者。6年目の支援も続きそうだ。