“外様”から信頼されるリーダーになったSKE宮澤佐江

2016年03月06日 06時00分

卒業を決めている宮澤佐江(中)

 SKE48が4日、名古屋市内で「みんな、泣くんじゃねえぞ。宮澤佐江卒業コンサートin日本ガイシホール」を開催。SKEのメンバーと8000人のファンに見送られ宮澤佐江(25)は「ファンの皆さん、大好きだよー。SKEのみんな愛してるよー」と感謝の言葉を残してステージから去っていった。


 2014年2月の大組閣でSKE48との兼任が発表された宮澤だが、最初から名古屋のファンに歓迎されたわけではなかった。次期エース候補だった木崎ゆりあ(20)がAKBに“強奪”される形で移籍。その木崎と入れ替わる形でチームSに加入し、いきなりリーダーとなっただけに複雑な思いを持つファンも多かった。「SKEファンの言葉を正直に受け止められないこともあった」と宮澤が悩んでいたのも事実だ。


 だが、傷つきながらもSKEのリーダーとして常に全力を尽くした。メンバー一人ひとりがどうすればより輝けるか、スタッフや演出家と交渉していたのはいつも宮澤だった。


「私がステージでどう魅せるか悩んでいたら、アイドルを演じるようにやってみたらとアドバイスをくれたんです。そういう考え方もあるんだとすごく勉強になりました」(宮前杏実)と常にメンバーのケアも忘れなかった。


「佐江ちゃんはファンの人にはわからない表に出ない内部のことで、SKEのためにたくさん動いてくれてもう、感謝しきれない」(松村香織)


 当初は否定的な目で見ていたファンも、宮澤の“SKE愛”を知るにつれて認めるようになっていった。


「SKEに来てくれてありがとう」


 最後の握手会では多くのファンからこの言葉を贈られた宮澤。誰からも愛されたSKEのリーダーは31日の卒業公演を最後に名古屋を去る。

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