SKE48が3日、名古屋市内で「みんな、泣くんじゃねえぞ。宮澤佐江卒業コンサートin日本ガイシホール」初日公演を行った。

 2006年にAKB48でデビューした宮澤佐江(25)は14年にSKE48へ移籍。SKEはこれまで何度もガイシホールで公演を行ってきたが、宮澤にとっては今回が「最初で最後の」ガイシホールとなる。

 そんな宮澤が、松村香織(26)、谷真理佳(20)、大場美奈(23)、佐藤すみれ(22)らAKBやHKT48をよく知るメンバーとともに「SKEになって、一番感動したこと」を告白した。

 場内が期待で静まりかえったところで、宮澤が語ったのは「音消しが全部のトイレについていること」。どうやらAKBでは完備されていなかったらしく、あっても「音が小さすぎた。ケータイに音消しの音をダウンロードして、ケータイを持ち込んで」用を足していたことも白状した。

 これにはメンバーもあっけにとられた表情を見せたが、実はSKEの「トイレ環境の良さ」は谷も感じていたらしく「すべての便座が温かい」と発言。この指摘に大きくうなずいた宮澤は、舞台の袖で次の出番を待つメンバーたちに向かって「温かい便座とすてきな流れ音、ありがとう!」と絶叫したが、反応はまったくなかった。

 これをきっかけに話題はAKBとSKEのダンスの違いになり「体の使い方が、SKEのほうが細かい」(大場)ことで意見が一致。もっとも宮澤は「SKEにきて、まったくフリを覚えない。今回も自分のコンサートなのに、誰よりも遅かった」と明かされ苦笑。「22、23歳になるとフリが入らなくなってくる。キャパをすでに超えた」と断言した。

 8月にはミュージカル「王家の紋章」(帝国劇場)にヒロイン役で出演する宮澤だが、こちらは大丈夫なのか心配だ。