8月いっぱいで「SKE48」を卒業する松井玲奈(24)の卒業コンサート初日公演が、29日午後5時過ぎから愛知・豊田スタジアムでスタートした。

 豊田スタジアムのコンサート中盤を盛り上げたのが、24曲目の「ブリッジ」だった。テクノポップ調のアップテンポなメロディーに合わせて、松井珠理奈(18)、宮澤佐江(25)、石田安奈(19)らSKE48を代表するダンスメンバー17人が次々と見事な踊りを披露。「ダンスのSKE」にふさわしい素晴らしいパフォーマンスで、スタジアムを熱狂と興奮の渦に巻き込んだ。

 実はこの曲、今回のコンサートのためにチームKIIの高木由麻奈(22)が作曲したものだった。高校時代に吹奏楽部に所属し、楽器演奏が得意な高木に玲奈から「豊田スタジアムでのコンサート用に曲を作ってほしい」とオファーがあったという。

「玲奈さんが大きな機会を与えてくれました。普段アイドルをしているので、アイドルらしくないアップテンポな曲を作りました」。見事に大役を果たした高木に、SKEファンからは大きな拍手がわき起こった。