「第1回AKB48グループ対抗 大運動会」が25日、東京ドームで開催され、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48の国内4グループ13チームが優勝を争った。

 AKB48単独の運動会は過去2回行われてきたが、グループ対抗の運動会は今回が初。12月にAKB48が10周年を迎えることへの感謝も込めて入場無料となり、4万5000人のファンが詰めかけた。

 全7種目で競われる大運動会の1種目「50Mダッシュ」を制したのは、AKB48チーム8・長野県代表メンバーの近藤萌恵里(18)。予選を上回る7秒26の自己ベストで優勝し、48グループ最速女王の座に輝いた。

 信じられないといった表情の近藤は「ビックリです…。絶対に負けると思ったけど、(走る前に)『絶対に優勝します!』と言ったので、優勝しなかったらどうしようと思ってた」と話した。

 司会のお笑いコンビ「アンタッチャブル」山崎弘也(39)から、2020年東京五輪出場について「いけるんじゃない?」とテキトーに勧められると、近藤は「(ウサイン)ボルト、いけますかね? (オリンピック出場)頑張ります」と気合を入れた。

 一方、AKB48チームA、K、Bからは一人も決勝戦に進むことができず、チームAキャプテン・高橋みなみ(24)はグラウンドでふて寝したり、イスにふんぞり返るパフォーマンスで不満を表す。

 山崎も「(チーム)A、K、Bがいませんけど! 主役がいない誕生日みたいになってますけど」とイジった。