AKB48チーム8メンバーの主演舞台「KISS 8」(キス バイ エイト」の初日公演が13日、東京・天王洲銀座劇場で行われた。

 同舞台はチーム8の結成8周年を記念し、2018年に上演された「KISS KISS KISS」を進化させた新作公演。前作に続き横内謙介氏が脚本・演出を手掛け“KISS”をモチーフにした物語がオムニバス形式で上演され、AKB48やチーム8などの楽曲も披露される。

 公演前には横内氏とメンバーの坂口渚沙、小田えりな、高橋彩音、濵咲友菜、小栗有以、倉野尾成美が取材に応じた。

 舞台女優としてのAKB48の将来性を聞かれると、横内氏は「4年前と比べて、こんなに人が成長するかなと思いました。4年前とメンバーも様変わりしているけど、新しい子たちも(演技への)意識がすごく高くなっている。今回の舞台はみんなに『好きにやってください』と言えるくらいなんですけど、それを言えるくらいみんな俳優なっている。すごく(演技の)レベルが上がっている」と絶賛した。

 さらに、「2、3年後に確実にいろんな舞台や映像作品で活躍できる素材がこの中にいるし、育ってると思う。さらに言うと、本格的なミュージカルや映像作品で活躍できる女優さんがこの中にいる手応えを感じている」と断言。舞台関係者やドラマの制作者に向けて「若い女性のキャスティングを考えてる方がいたら、ぜひここで見つけてほしい」と訴えた。