AKB48チーム8メンバーの主演舞台「KISS 8」(キス バイ エイト」の初日公演が13日、東京・天王洲銀座劇場で行われた。

 同舞台はチーム8の結成8周年を記念し、2018年に上演された「KISS KISS KISS」を進化させた新作公演。前作に続き横内謙介が脚本・演出を手掛け“KISS”をモチーフにした物語がオムニバス形式で上演され、AKB48やチーム8などの楽曲も披露される。

 公演前にはキャストが報道陣の取材に応じた。

 坂口渚沙は「コメディー要素が強いので、みんなで笑いながら稽古をしていたり現場では笑顔が多かった。前回以上の面白さを出したい」と話せば、小田えりなは「みんなが主役になるオムニバス形式なんですけど、私のお話は歌を歌うシーンがいくつかある。ストーリーの中の心情を歌詞に込めて歌うので、ぜひ注目していただきたいなと思います」とアピールした。

 濵咲友菜は「いろんな役をやってて、人間じゃない役もやってます。それが皆さんにどういう風に伝わるのか楽しみです」と笑顔。小栗有以は「今回はアドリブも多い。毎回違う舞台が見られると思うし、いろんなメンバーの良さが出ている。ぜひいろんな物語を楽しんでもらいたい。私もどこかでアドリブを入れたいと思っているので、頑張ります!」と意気込んだ。

 “KISS”を題材としている舞台について、倉野尾成美は「チーム8は8周年で8にちなんでいることで、私はキスシーンがたくさんある。8回くらいあるので、たくさんキスしていきたいなと思います!」と宣言。メンバーから「そんなにある?」と疑問の声が上がると、倉野尾は「投げキッスもあるので、それを加えたら8回はある。出てきたら基本、キスしてるぐらいの感じなので、キスしていきます」と笑わせた。
 
 なお、同舞台は22日まで上演される。