篠田麻里子 園監督にしごかれ快感「もっと罵倒して」

2015年07月04日 14時00分

撮影秘話を語った篠田麻里子(左)と真野恵里菜

 女優しのまりはちょっとM? 11日に全国公開される映画「リアル鬼ごっこ」(園子温監督)のトリプルヒロインのうちの2人、元AKB48・篠田麻里子(29)と真野恵里菜(24)が3日、名古屋市内で映画の見どころと撮影秘話を語った。

 原作は累計200万部突破のベストセラーとあって、何度も映画化されている。が、今回は園監督による完全オリジナル。女子高校生が何者かに追われ、殺されていくという恐怖とスピード感、さらに園監督らしいグロな雰囲気を盛り込んだ、唯一無二の「ジェットコースター・ムービー」に仕上がった。

 出演者にとっては、この“園ワールド”に触れることも魅力の一つ。時に厳しい演技指導を行うことで知られる監督だけに、初挑戦の篠田も「怖いのかな、しごいてもらえるかな」と怖さ半分、期待半分で臨んだという。

 ところがふたを開けてみれば「自分でやってみろとゆだねられ」、モーレツ演技指導は一切なし。逆にしごかれたのは肉体だった。

 ウエディングドレスを着てのアクションシーンがある篠田だが、1年ほど前からキックボクシングを習っていたこともあり内心、期するものがあった。が、練習は「夜9時に集合して深夜1時まで。朝起きられませんでした。股関節や脚も痛めた」というほどきつく、共演者との会話は「今日、どこが痛い、って(笑い)」。同時に「当ててるように見えて、スピード、パワーを求められる」アクションの難しさも思い知らされた。ウエディングドレスを3枚ほど破り、最後は「衣装さんに、もう破らないでと懇願された」という。

 練習が過酷だったのは真野も同様で「30〜40分ランニングした後、公園で100メートルダッシュを15本、その後住宅地の坂道ダッシュを10本です」。まさに部活級だった。

 が、この追い込みこそ園監督の狙いだったようだ。実際の撮影は、練習以上に肉体を駆使する状況で撮られた。そのため「頭で考える暇がないまま、本当に自分が思っている言葉が出た」(篠田)。画面からにじみ出る恐怖感は、こうやって生み出されたのだ。

 そんな“酷使”に耐え抜いた2人だが、また園監督と組みたいかとの問いには「やりたいです!」と合唱。特に篠田は「今度は罵倒してほしいです…」。すっかり園監督の魅力にはまったようだ。