今年の選抜総選挙でランクインの80位以内に、AKB48の23人を上回る27人を送り込んだのがSKE48だ。

 そのSKE勢でトップの5位に入った松井珠理奈(18)は「SKEが一番多かったのがうれしい」とグループの躍進を素直に喜んだ。

 一方、ランクイン14人と苦戦したNMB48のエース・山本彩(21)は「(速報で)入ってなかった子の名前を呼ばれたり、キャプテンとしてはそこはうれしいです」と言いながら複雑な表情を浮かべた。

 山本自身は「1位宣言」しながら6位に終わった。総監督の高橋みなみ(24)から「来年の1位宣言は?」と振られても、「どうでしょうかね…。昨日の結果を受けて、私の(票数の)倍になっても指原さんには届かない。簡単には1位とは言えないので」とまだショックを引きずっている様子だ。

 山本の9万7866票に対し、HKT48・指原莉乃(22)は史上最多となる19万4049票を集めた。圧倒的な力を見せる指原には、高橋も「あいつはバケモンだよ」と苦笑いだ。

 また、7位に入った同じHKT48・宮脇咲良(17)は前日のスピーチで「AKBを壊したい!」と宣言。これを受け、高橋が「指原をぶっ潰す!ということで」と水を向けても、宮脇は「自分で何を言ったか覚えてない。ごめんなさい…」と恐縮していた。