AKB48の柏木由紀(30)が5日、自身のユーチューブの公式アーティストチャンネルを更新。音楽事務所・WACKに所属するBiSとのコラボシングル「柏木由紀なりのBiS‐ANYTiME ANYTHiNG‐」(30日発売)のミュージックビデオ(MV)を公開した。

 柏木はWACK代表の渡辺淳之介氏プロデュースで、ソロプロジェクトを進行中。先日、その渡辺氏はまさかのスキャンダル報道に見舞われ、心ファンに心配されつつもBiSH、EMPiRE、BiS、豆柴の大群、GO TO THE BEDS、PARADISES、ASPのWACK所属7グループとのコラボシングルを11月30日に7作同時リリースする予定だ。

 BiSH、EMPiREに続き、解禁第3弾となるBiSは、史上最速?わずか1秒で撮影されたスーパースローの〝秒殺笑撃MV〟だ。

 再生すると、音は流れど画はまったく動かないが、開始34秒、ついに動き出す(柏木は微動だにしないが…)。

 メンバーのイトー・ムセンシティ部を皮切りに柏木以外のメンバーが少しずつ動き出し、思わず「なるほど! そういうことか!」と唸ってしまう、ハイスピードカメラ撮影による〝スーパースロー〟MVに脱帽する。BiSメンバーのおぞましく、とてつもない表現力!(柏木は微動だにしないが…)。変顔の嵐に抱腹絶倒、何度も何度も見たくなるはずだ。

 撮影は3テイク、足しても数秒だが、BiSメンバーがすべてを計算しつつ撮影。柏木にとっては、もしかしたら世界史上最速のMV撮影だったかもしれない。

 リハ、本番、チェックを3度繰り返し、トータル30分弱で終了。柏木はBiSメンバーと交流もほとんどできないままスタジオを去ることになったという。

 柏木は「1秒で撮影が終わりました(笑い)。こんなのAKB48でも経験したことがないので、本当にびっくりしました」と素直な感想。「BiSのメンバーの4人が1秒のなかで、信じられないぐらいの動きと、変顔のいろんな表情をギュッと詰め込んで表現していて、心の底から私はそっち側じゃなくて良かったなと(笑い)。安心と、そして尊敬しかないです!」と振り返った。