アイドルグループ「SKE48」の松井玲奈(23)、宮澤佐江(24)らが26日、都内で映画「アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48」公開前夜祭に出席した。

 作品はSKE48の6年間を追い、メンバーの本音と素顔を描く。松井は「当時はつらかったこともうまく昇華できて、振り返ればいい思い出になっている」と笑顔を浮かべる。

 3月に卒業を控える佐藤実絵子(28)は「すごい昔のことに思えるが、その全部が今につながっているんだなと改めて感じた」と感想を漏らした。

 会場には厳しい指導で知られる振付師の牧野アンナ氏(43)がサプライズ登場。やはり3月に卒業する中西優香(26)が「独特の緊張感はあったが、私は優しい先生だと思っていた」と涼しい顔を浮かべたものの、大矢真那(24)は「先生と目を合わせるのが本当に怖かった」と冷や汗をかきながら本音を告白した。

 また、佐藤は「怒ってくれる人がいるのは幸せなこと。厳しいと分かっているが、皆その重要性を理解していたので、レッスンを受けたがった」と振り返り、松井も「愛のある厳しさを教えてくださったのがアンナ先生。大好きだし感謝している」とお礼の言葉を述べた。

 これに対し、牧野氏は「愛がなければ絶対にできないことをしていたが、それにしても彼女たちはドM集団ですかね」とジョークを口にしながらも、師弟愛の強さに感極まっていた。

 イベントには斉藤真木子(20)、須田亜香里(23)、柴田阿弥(21)のほか、おしゃべりで知られる石原真監督(57)も出席した。