今年で4人目 止まらぬSKE卒業ラッシュにファンも動揺

2015年02月02日 12時28分

3月いっぱいでSKEを卒業する古川愛李

 SKE48の古川愛李(25)が1日、名古屋・栄のSKE48劇場で行われた公演で、3月いっぱいでグループから卒業することを発表した。2015年に入り、卒業を発表したメンバーはこれで4人目。昨年から続く卒業ラッシュにファンの動揺は止まらない。


 古川は卒業理由について「私が新しくやりたい夢に向かっての卒業」と前向きなコメント。イラストを得意としており、2日に更新されたGoogle+では卒業後の進路について「大好きな絵を描く事をたくさんできたらと思っています」と明かし、絵本を描くのが夢と語った。


 SKEの2期生で長年の功労者である古川の卒業にファンも理解を示している。その一方、昨年から続く卒業ラッシュには心配の声も上がっている。


 昨年SKEでは研究生も含め18人が卒業を発表した。AKB48=7人、NMB48=12人、HKT48はゼロと他グループに比べて多い。


 数に加え、不安を抱かせる原因となっているのがその“質”。昨年のAKB総選挙でSKEからは22人がランクインしたが、その中から古川(37位)、木下有希子(40位)、岩永亞美(46位)、山田みずほ(54位)、阿比留李帆(74位)と5人が卒業を発表。ほかにも貢献者、有望株がグループから離れた。もともと箱推し(個別のメンバーでなくグループ全体のファン)が多いSKEだけに、その行く末を憂慮するのも無理もない。


 SKEにいながら夢をかなえられないのか? ファンの問いかけに〝SKE48終身名誉研究生〟の松村香織(25)はトークアプリ「755」で1日「SKEにいながら夢を叶えられることもあるけど大半は叶えられないよ だからみんな自立していくのです」と語り、夢に向かうメンバーの後押しをファンに求めた。実際、卒業した元SKEメンバーを取材すると、誰もがソロとしての活動に充実感をにじませる。


 最新曲「12月のカンガルー」ではこれまでセンターを務めてきた松井珠理奈(17)と松井玲奈(23)を初めて外し、北川綾巴(16)、宮前杏実(17)の2人の若手を抜てき。現在設立時のメンバーで残っているのは“W松井”と大矢真那(24)の3人と世代交代も進んでおり、卒業ラッシュに「若手メンバーには大きなチャンス」「誰が台頭してくるか楽しみ」とファンからは前向きな声もある。


 SKEへの心配を取り除くには、この「卒業ラッシュ」が痛みを伴う改革であったとファンに思わせる必要がある。

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