「HKT48」の宮脇咲良(23)が19日、マリンメッセ福岡で卒業コンサートを開催。終盤では、宮脇が尊敬し、支えられてきたOGの指原莉乃(28)が登場した。

 25曲目「12秒」でステージ上部から登場した指原。イントロで「皆さん、お久しぶりです。みんなで咲良のお祝いをしましょう!」と呼びかけ、宮脇を横に置いたセンターポジションに立つと、宮脇もうれしそうな笑みを浮かべた。

 歌唱後、24曲目「大人列車」に登場した宮脇と同じ1期生でOGの兒玉遥(24)も一緒にMCを展開。指原は「やばい! この感じはマジでやばい!」と久しぶりのステージに感無量だ。

 指原は自身がMCを務める日本テレビ系バラエティ番組「ゼロイチ」の生出演後、福岡まで駆け付けた。同じマリンメッセ福岡で、2019年5月に「指原莉乃大感謝祭」を開催しただけに、「2年ぶりだね」としみじみ。

 指原はグループ在籍初期の苦しい時期を振り返り「やっぱり咲良がいて、私がいたころ(ファンで)埋められないときがあったから。咲良とマリンメッセに立ててうれしい」と涙とともに笑みを浮かべると、宮脇は「あのときは本当に申し訳なくて…」と吐露。それでも宮脇は「もう一度ここでみんなでできて。奈子もはるっぴも(兒玉)も私もいて。うれしいのに…かなしい…」と湧き出る感情の涙を止められなかった。

 多忙な中で駆け付けた指原だが、会場に到着して5分で号泣。円陣のときに真っ先に泣いていたことも明かされた。