AKB新曲MVの怪…なぜ外された初代じゃんけん女王

2014年11月07日 07時15分

省かれた?内田眞由美

 AKB48、38枚目のシングル「希望的リフレイン」(26日発売)のミュージックビデオ(MV)が波紋を広げている。前田敦子(23)、大島優子(26)ら卒業生を含めた11人の歴代センターが総出演!と思いきや“初代じゃんけん女王”に輝いたAKB48の内田眞由美(20)の姿が、どこにも見当たらないのだ。ファンの間からも「なぜ?」という声が噴出している。その理由を追跡してみると――。

 解禁された「希望的リフレイン」のMVは、謎の集団に追い掛けられるセンター経験者たちが全力で逃げながら、黄金のマイクが入ったバッグを次々と受け渡していく内容。最初に逃げるのは2006年2月のインディーズデビュー作「桜の花びらたち」で初代センターを務めた総監督・高橋みなみ(23)だ。そして卒業したセンター経験者の前田、大島、篠田麻里子(28)、板野友美(23)、現役センター経験者の松井珠理奈(17)らによる豪華リレーのアンカーは、今回の新曲で、センターを担う渡辺麻友(20)と宮脇咲良(16)が務めた。

 ただ、センター経験者で唯一、2010年9月の「第1回AKB48じゃんけん大会」で優勝し、栄えある“初代じゃんけん女王”に輝いた内田の姿がないのだ。

 解禁されたばかりのMVを見たファンからも「内田眞由美だけが省かれてしまった」「うっちーが出演していないのはなぜ?」と疑問の声が噴出。特に内田ファンからは「ふざけるな」「絶対に許さない」と怒る者や、「内田さんのセンターは“黒歴史”なのか…」と落胆する者であふれる。

 これについて、AKB関係者は「『桜の木になろう』(11年2月)から18作続くミリオンセールス記録を支えてきた歴代センターが出演。黄金のマイクをつないでいくので、黄金期を支えてきたセンターが“バトン”をつなぐというMVなんです」と説明した。

 内田のセンター曲「チャンスの順番」(10年12月)は売り上げ約70万枚で、ミリオン達成ならず“黄金期”には入れなかったのか。本紙の「センター経験者で、今回出演していないメンバーは他にいるのか?」との問いに、別のAKBスタッフは「いや、結果的に内田眞由美1人になりました」と明かした。

 それにしてもちょっとかわいそうだ。MVを手掛けたクリエーティブディレクター佐々木宏氏は「それぞれの時代を担ってきた顔が、希望のたすきを新センターにつないでいく」と語ったが、毎年の恒例行事化したじゃんけん大会で“初代女王”の内田も立派に時代を担ったではないか。

 ただ、一方でファンからは「内田のシュールなキャラを考えて、外された方が内田的にもオイシイ」「“内田外し”はあえて狙ったのでは?」という声とともに、「どこかに“岩”で出演しているはず。“ウォーリーをさがせ!”みたいにMV出演しているのでは?」と期待する声も根強い。

 ファンの言う“岩”とは、以前放送されたAKBのコント番組で、内田だけがセリフのない「岩」役をチョイスされ、岩の着ぐるみをかぶり、演じきったことに由来する。

 当初は本紙にも「『台本にセリフもない。これだけ落ちたら行く先ないな』と最初はドン底だった」と明かしたが、放送後に大きな反響があり、内田は「吹っ切れました」とその後も“岩”でじゃんけん大会に出演。ついに、自身がオーナーとなって焼き肉店「焼肉 IWA」をオープンした。

 内田が“岩”で出演していたら面白いエッセンスになるが、前出のスタッフは「残念ながらどんなに捜しても隠れていません」と冷たかった。


 きっと内田も落ち込んでいるはず。ファンの方は焼き肉屋で働く内田を慰めに行くのも一興か。