AKB48を卒業した峯岸みなみ 丸刈り騒動からメンバーの信頼を取り戻せた理由

2021年05月28日 17時06分

卒業の日を迎えた峯岸みなみ

 AKB48の“最後の1期生”峯岸みなみ(28)が28日、東京・秋葉原のAKB48劇場での卒業公演をもって、グループを卒業した。

 峯岸は1期生として2005年12月8日に劇場デビュー。13年1月、恋愛スキャンダルが報じられた際に丸刈り姿で謝罪した動画をYouTubeで公開し、波紋を広げた。その後、研究生に降格したが、若手メンバーと一緒に汗を流し、信頼を回復。同年8月、正規メンバー復帰とともにチーム4キャプテンに就任。後輩たちの相談に乗るなど、育成に尽力する姿はファンからも評価された。

 今ではアイドル業界でスキャンダルが報じられた際も“スルー”するケースが増えてきている。それでも峯岸は当時「謝罪させてほしい」と訴え、スタッフらと相談した上でYouTubeでの謝罪を決断した。

 世界で報じられるに至った謝罪動画。実は本来は髪のある姿で撮影する予定だったという。

 2013年、研究生への降格後に行った本紙のインタビューで、峯岸は「気持ちが伝わるのはどうしたらいいのかなと…。私の中に丸刈りに反省するというイメージがあった。気が動転したからではなく、ちゃんとした意識のなかで私がやりました」と告白。ただ、結果として大騒動となったことについて「そのときはそう思ったけど、AKB48のイメージに傷を付けてしまった。今思えば、もう少し考えればよかったと思います」と反省を口にしていた。

 2013年といえば、AKB48は「国民的アイドルグループ」と呼ばれた黄金期。その年の選抜総選挙の模様は、全国ネットのゴールデン帯に生中継された。

 1期生の峯岸が研究生に降格することは本人にとっても、受け入れる研究生の後輩たちにとっても“プレッシャー”。峯岸は先輩と後輩の垣根を超えようと劇場のステージで必死に汗を流した。

 研究生としての初公演はもちろん、しばらくの間は足の震えに襲われていたという。

 研究生降格当時、「私がステージに立つことを嫌だなって思う方もいるだろうし、幕が開けるのが毎日怖くて…」と峯岸。それでも公演を重ねても手を抜かない姿に後輩たちも次第に信頼を寄せ、妹のように接するようになっていった。

 若手の相談にも乗るようになった峯岸。一方、スタッフにも「この子はこういう特徴がある」「こういうパフォーマンスが似合う」などと伝え、後輩たちの努力を実らせようとしていたという。

 降格から7か月後、正規メンバーに昇格し、チーム4キャプテンまで任されることになったことは、見えない努力を重ねてきたからだった。

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