人気アイドルグループ・SKE48の荒井優希(16)、神門沙樹(18)、高塚夏生(14)が、17日に行われるAKB48じゃんけん大会での“SKE旋風”を誓った。3人は8月8日に行われたSKE予選を突破し、本戦(日本武道館)への出場が決定。予選を勝ち抜いた8人全員が同じチームKIIのメンバーとあって「みんなで16位以内に入りたい」と燃えている。

 3人は昨年11月に行われた「AKB48グループドラフト会議」でチームKIIから指名され、揃ってSKE入りした期待の若手。「KIIの先輩に、選んでよかったと思ってもらえるよう恩返しがしたい」(荒井)と自分たちをアイドルに導いてくれたチームへの思いは強烈なものがある。それだけに「ドラフト生3人が予選を突破したので私たち若手がKIIをアピールできれば。KIIのために…」(神門)と、じゃんけん大会でチームKIIフィーバー巻き起こすつもりだ。

 今年のじゃんけん大会では優勝者がソロデビュー、16位以内のメンバーがカップリング曲を歌うことになっている。予選を勝ち抜いた加藤智子(27)が卒業のため辞退し、SKEからはAKBとの兼任で予選免除の古畑奈和(17)を含むKIIメンバー8人と昨年の女王・松井珠理奈(17)が参戦。抽選の結果、序盤でグループ内の潰し合いはなく、勝ち進めば9人全員が16位以内に入ることが可能な組み合わせとなったことで、士気はさらに高まっている。

「全力でアピールしたい」(高塚)と武道館決戦へ向けて気合十分のドラフト生3人。昨年優勝した珠理奈に続いて、今年も女王の栄冠を名古屋に持ち帰ることができるか要注目だ。