人気アイドルグループ「AKB48」チーム8が12日、東京・秋葉原のAKB48劇場で「PARTYがはじまるよ」公演を開催。27日発売の「心のプラカード」(劇場盤)に収録され、チーム8初のオリジナル楽曲「47の素敵な街へ」ほか計15曲を熱唱した。

「会いに行けるアイドル」として活動してきたAKBだが、チーム8のコンセプトは「会いに行くアイドル」。全国47都道府県で開催されたオーディションによって、各都道府県代表1人が選出され、47人で構成される。

 これまでは毎週各地方のイベントに参加してきたが、今月5日からはAKB48劇場ほか各劇場での公演もスタートさせている。

 アンコールでは「47の素敵な街へ」を劇場のファンに初披露。長野県出身の近藤萌恵里(こんどう・もえり=17)は「“8”の振りにぜひ注目していただけたら。チーム8は“会いに行く”アイドルなので、いろんな場所に行きたい。チーム8を好きになってほしい」とチームの目標を掲げ、個人については「大島優子さんのキラキラしたところが憧れです。私は…笑われることが多いので、バラエティータレントとかになれたらいいですけど」と控えめに話した。

 また、AKB48劇場で23~24日、SKE48劇場で26~27日に追加公演を行うことも発表。さらに、スクリーンではAKBヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」の替え歌で、チーム8が歌う「恋する充電プリウス」のご当地バージョン(中部地方)も初めてお披露目された。トヨタの公式ホームページでも公開されるという。