SKE48の松井珠理奈(17)、松井玲奈(22)らが7日、都内で「SKE48 7期生メンバーオーディション発表会」に出席。19日から始まるオーディションでは第一興商の通信カラオケサービス「DAM★とも」が応募窓口となり、最終審査では通信カラオケ「LIVE DAM」の楽曲予約機能を活用し、誰でも審査員として参加できる。

 48グループは5月25日のAKB握手会襲撃事件後、自粛していた握手会を5日に再開。SKEメンバーも参加した。松井玲は「ファンとの信頼関係があるからこそできたので、良かったです」。松井珠は「ファンの方に直接、総選挙への感謝を伝えたかったので、伝えられてよかった」とホッとした表情だった。

 5日の握手会は再発防止のため警備員を従来の50人から350人に増員。50台の金属探知機を導入し、入念なボディーチェックと手荷物検査をし、机を挟んで行っていた握手は高さ1メートル強の柵を設置した柵越しスタイルに変更した。

 さらに、ある関係者は舞台裏での意外なメンバーケアを明かす。「事件後、初めての握手会で、厳重警戒のもとですからメンバーに緊迫したムードが流れていました。少しでも心が和やかになれるような環境づくりはできないかと考えた。駄菓子屋さんや綿菓子屋さんなどをメンバーのためにステージ裏に出店しました。お祭りみたいな明るいムードにしたかったんです」

 普段と違う雰囲気で、硬い表情を浮かべていたメンバーたちも「懐かしい!」と盛り上がったり、笑顔で綿あめを頬張る姿が見られたという。

「他にも握手会レーンにライブなどの写真やメンバーの笑顔の写真を貼ったりしました。うれしそうな表情をしていたので、良かったかなと。『メンバーのために、できることはないか?』とスタッフ会議で決めました」と前出の関係者は話した。