AKB48グループ新歌姫が総合プロデューサー・秋元康氏(62)に下した〝評価〟は――。

 AKB48グループの歌姫の座を競う「第3回AKB48グループ歌唱力№1決定戦」の決勝大会が1日、東京・赤坂ACTシアターで行われ、STU48研究生の池田裕楽(ゆら=16)が3代目女王に輝いた。

 研究生の優勝は初。池田にはごほうびとして、秋元氏のプロデュースによるオリジナルソロ曲が贈られる。

 3年連続3回目の開催となった同イベントには、国内6グループ134人が立候補。予選を勝ち抜いた19人が決定戦に出演した(STU48・清水紗良は出場辞退)。

 池田は昨年12月に2期生として加入したばかり。いきなり48グループの頂点に立ったことに、ステージ上で号泣しながら「え…信じられないです」と絶句。「今まで歌が好きなことだけをずっと思って歌ってきた。私の歌をいろんな方に聞いていただける機会があったのがうれしかった」

 また、サプライズ発表としてファイナリスト8人と審査員特別賞に選ばれた1人の計9人が歌うオリジナル楽曲を制作し、リリースすることが決定した(発売日未定)。

 池田は秋元氏に対し、「私はまだSTU48に入ってからちょっとしか経ってなくて、これを機に知ってもらいたいです。そういう曲を歌いたいです」と世間に知れ渡るような〝名曲〟をお願い。それでも若干16歳だ。本紙が秋元氏のイメージを聞くと「男の人で…メガネをかけてて…偉い人」と素直な答えで、報道陣を笑わせた。

「天然なところがあって、前向きで明るく一生懸命です。スタッフにもファンにも愛されている」とはSTU関係者。秋元氏への評価も含め、今後、大化けする可能性も高そうだ。