SKE48高柳明音(22)のラジオ番組「暗黙の了解」(TOKYO FM)の公開収録が18日、東京・池袋のサンシャイン60展望台で行われ、同メンバーの市野成美(14)、江籠裕奈(13)が参加した。

 人気メンバーの高柳の初冠ラジオ番組も早1年。毎回メンバーを迎えて、深夜ならではの素のトークがファンに支持されている。公開収録は今回で6回目とあって、観覧者は立ち見も含めて300人を数えた。

 この日のゲストは“エゴナル”の愛称で知られる江籠と市野だ。2人のファンはそれぞれエゴイスト、ナルシストと呼ばれていることにちなみ、高柳は「自分がエゴイスト、ナルシストと思うところ」というお題を出した。まずはエゴイストについて江籠は「家でのテレビのチャンネル権」を挙げ、「私には妹と弟がいるんですが、チャンネル権があるのは私なんです」と話した。一方の市野は「握手会」だ。

「握手会が大好きで誰よりも大声でしゃべるんですよ。『静かにして!』と言われてもやめられないんですよね〜」

 何ともほほえましいエピソードに会場内は盛りあがる。続いて「ナルシストと思うところ」については、江籠が「電車の窓を鏡にする」という、あるあるネタを披露すれば、市野も「最近は『バイバイ』が『かわいい』に聞こえる」と明かし、場を沸かせた。

 と、ここまでは順調だったが、空気が固まる場面も。リスナーから「最初のデートで手をつなぐべきか」という問い合わせに「デートとかわかんない」(江籠)、「つなぎたかったらつなげばいい」(市野)というアイドルらしい無難な回答の2人に対し、最年長の高柳は「デートあんまりわかんない…外歩きたくない…今、興味ないんで」と、なぜかしどろもどろ。

 会場内も微妙な雰囲気が漂ってしまい、ついには「変な空気になるんで、ここばっさり切っちゃって」とスタッフに要望して、なんとか収めた。