〝武器を失っていた〟HKT48 10周年を目前に「新劇場」で逆襲へ

2020年11月04日 06時15分

新拠点「HKT48劇場」のこけらおとし公演を行った田中美久(左)と松岡はな

 福岡市を拠点に活動するアイドルグループ「HKT48」が、約4年半ぶりに専用劇場での公演をスタートさせた。

 専用劇場は、プロ野球・ソフトバンクの本拠地「PayPayドーム」に隣接する複合エンターテインメント施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」に2日、オープン。以前の専用劇場は2016年3月末に閉館し、以降は西鉄ホールなど市内3か所で劇場公演を行ってきた。

 オープン初日のこけら落としは、新型コロナウイルス感染防止策として定員300人のところを128人に制限して行われ、デビュー曲「スキ!スキ!スキップ!」をはじめ、歴代シングル表題曲をすべて披露する「HKT48ベストライブ」として届けた。

 1期生の下野由貴(22)は「ステージと客席の関係性に感動しちゃいました」と号泣。2期生で最年長の坂口理子(26)も「皆さんの姿を見た瞬間に涙が出そうになりました」と感激していた。

 同グループにとっては、観客を入れて公演を行うのも2月25日以来。他のアイドルグループ同様、予定されたライブ、イベントやテレビ出演なども多くが中止となった。

「HKT48といえば、他の48グループとは違った演出を含めたライブやコンサートがファンに好評でしたが、コロナ禍で〝武器〟が発揮できない苦しい時期が続いた。しかし新しい専用劇場での公演が始まり、メンバーも決意を新たにしている。4期生以後にとって初めての専用劇場となるので、ホームタウンができて余計にモチベーションが上がるでしょう」(芸能プロ関係者)

 6日からは、活動中の全メンバー48人をくじ引きでチーム分けして「博多なないろ」公演を上演。1チーム7人構成で、1公演につき2チームが出演する。

 10周年を迎える来年に向け、HKT48はさらに躍進できるか。