AKB48グループの歌姫を決める「第3回AKB48グループ歌唱力№1決定戦」決勝大会が、12月1日に東京・TBS赤坂ACTシアターで開催される。

 10月21、22日にCS放送・TBSチャンネル1で生放送された予選で、決勝大会に出場する20人のメンバーが決定した。国内グループ総勢134人がエントリー。メンバーが事前に歌唱した映像を、シンガー・ソングライター・竹内宏美らプロのミュージシャン3人が審査。上位15人と、審査員が指名した推薦枠5人が決勝に進出した。

 予選1位は、福岡・博多を拠点とする「HKT48」の秋吉優花(20)だ。「DREAMS COME TRUE」の「やさしいキスをして」を披露し、3大会連続で決勝大会進出を決めた。

 秋吉は放送後、自身のツイッターを更新。「予選、総合1位通過!!! 信じられない、、、心から嬉しいです」などと喜びを爆発させ、初の頂点に向けて「しっかり歌と、自分と向き合って今年は、優勝を目指します!」と意気込んだ。

「HKT48は、新たな専用劇場『西日本シティ銀行 HKT48劇場』のオープンを11月2日に控える。メンバーは、今年はコロナ禍でグループ活動が停滞する苦しい時期も経験した。そうした中、秋吉が歌唱力で48グループの女王になって“新生・HKT48”をアピールしたい思いは強いでしょう」(音楽関係者)

 12月1日の決勝大会はTBSチャンネル1で完全生中継される。「決勝常連メンバーが多い中で、予選2位は初参加となるSTU48研究生で16歳の池田裕楽。フレッシュな人材も台頭しており、今回の大会をきっかけに一般層にも名前が浸透するような歌姫が誕生してほしい」とは48グループ関係者。

 秋吉ら20人がグループの威信をかけて、激しい火花を散らしそうだ。