AKB48「ソーシャルディスタンス公演」メンバー2人だけ出演の意外なメリット

2020年06月16日 17時00分

“ディスタンス”をとった岡田奈々(左)と向井地美音(C)AKB48

 新型コロナウイルスの影響で公演の延期や中止が相次いでいたアイドル界。感染防止策を講じながらではあるが、再開へのかじを切った。

 アイドルグループ「AKB48」は13日に東京・秋葉原の専用劇場で、無観客での配信限定公演を開催。同劇場での公演を約2か月半ぶりに再開した。

 ただ、公演が「ソーシャルディスタンス公演」と名づけられた通り、通常の公演は16人で臨むところ、この日はメンバーの向井地美音(22)と岡田奈々(22)の2人だけが出演。ソーシャルディスタンスを保つための措置で、向井地が「劇場公演でこんなに緊張したことはないかも」と言えば、岡田は「ディスタンスを保ちながら楽しむことが、この公演の目標です」と話した。

 終演後、向井地は「やっぱり歌って踊ることが一番の幸せだなと思いました。待ってくれていたファンのみなさまと劇場に『ありがとう、ただいま』と伝えたい」としみじみ振り返った。

 翌14日の公演は小栗有以(18)と山内瑞葵(18)が出演。今後も20日、21日にメンバー2人での公演が予定されている。

 関係者によれば、向井地と岡田はリモート会議を重ね「遠く離れていても気持ちが伝わりますように」とセットリストを考案したという。

 16人での公演と比較すれば、パフォーマンスの迫力などが劣るのは仕方ないが、コロナ禍でまずは“第一歩”を踏み出したことを評価する声が多い。

「2人だけの公演は1人にかかる責任も重い。ファンの視線も集中するので、より緊張感を持ったパフォーマンスも見られる。普段はあまりないソロ歌唱が多くなり、ファンはメンバーの新たな魅力を発見できて楽しんでいるようですね」(アイドル誌編集者)

 コロナ禍の公演で、頭角を現すメンバーも登場するかもしれない。