【SKE48愛知県外出身メンバー×高須幹弥院長:座談会最終回】高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長(44)とSKE48の愛知県外出身メンバーとの座談会最終回は今年開催されなかったAKB48グループ選抜総選挙にフォーカス。深井ねがい(16=大阪出身)、西満里奈(19=神奈川出身)、赤堀君江(17=静岡出身)、田辺美月(18=新潟出身)、岡本彩夏(17=東京出身)が語る総選挙への思い、そして2020年の目標とは――。

 高須:みんなが思うSKE48の魅力とは何?

 深井:熱心なところだと思います。一致団結してる一生懸命なグループ。先輩が後輩のためにレッスン場まで来て教えてくれる。先日も研究生と一緒にチームE公演の練習をしていたら振りの覚え間違いがあるといけないからと井田玲音名さん、福士奈央さん、熊崎晴香さんが来て教えてくださいました。

 西:私はもともとSKEファンだったんですけど、好きになったきっかけが団結力。初めて行ったコンサートで卒業するメンバーのためにファンの方がサイリウムを白で統一しようという企画をしていて、会場の一体感がすごかったんです。ファンとメンバーでこんなに一つになれるグループがあるんだと思ってそこからはまりました。

 岡本:仲間もいて温かくてみんな優しい。つらいときも誰かが一緒にいてくれる。先輩が「公演のここがダメだった」と言ってくれるのもありがたいし、頑張ってやったら「今日は良かったよ」と褒めてくださるのもうれしいですよね。楽しいです。いまだにアイドルになれたことが信じられなくて夢みたいです。

 高須:AKB48グループといえば選抜総選挙だったけど今年は開催されなかった

 深井:総選挙は2回経験しました。恒例行事がなくなって寂しいなと思います。ただ、やらない方がいいのか、やった方がいいのかというのは半々な気持ちです。

 西:昨年の総選挙は経験しました。入ってすぐだったので先輩に比べて総選挙にかける思いがわからなくて。総選挙をきっかけにチャンスをゲットできるというところは少なからずあると思います。でも総選挙がない中で今年は私なりに成長できたと思う。あったら参加するかもしれないし、ないならその流れに任せるだけかな。

 高須:総選挙は毎年見ていたのでないと寂しいという気持ちもある。もし開催していたら須田(亜香里)さんが1位になってたんじゃないかな。グループ全体のことを考えたらやった方がいいと思うんですよ。48グループをアピールして世間を騒がすことができるイベントだし、それによってメンバーの認知度もあがる。大きなイベントをやって世間に注目されるのは大事だから。ただ総選挙はメンバーの心理的負担も大きい。

 深井:大々的にアピールできる場が一つなかったのは48グループにとって寂しいことなのかなと思います。

 赤堀:9期生は総選挙に参加したことはないんですけど、私、立候補動画は撮りたいんですよ。でも総選挙に出たいわけじゃないので、そのときどうなるか。

 田辺:総選挙がなかったのは正直寂しい。AKBグループ=総選挙みたいなところがあったので複雑な気持ちです。もちろん見つけてもらうチャンスではあるけど、その一方で、ファンの人に頑張っていただくのが…。

 岡本:私は2016年の総選挙を東京から新潟まで見に行きました。単純に総選挙の空気感を(観客席ではなく)メンバーの席で感じてみたかったという気持ちもあります。総選挙ってファンの方もたいへんだし、メンバーもつらいと思う。でも、それでファンの方との団結力も生まれる。得られるものはたくさんあると思います。

 高須:2020年はどんな年にしたい?

 深井:もっとファンの方の前に出られるようになりたい。自分の実力でお仕事をいただけるようになりたいです。

 西:この世界で今しかできないことに挑戦したい。声優さんのお仕事を経験させてもらいますし、自分の可能性を探って好きなことを仕事につなげたいですね。

 高須:西さんはブログやメールの文章が面白いし、独特の雰囲気を持っている。いろいろな分野で活躍できるんじゃないかと思います。

 赤堀:この世界にいないと経験できないことがたくさんある。一つひとつを丁寧に。いろいろ考えて生きていきたい。

 田辺:研究生としての目標は昇格すること。いろんな場面で選ばれる人になりたいです。

 高須:田辺さんは真面目で田舎から出てきた「いい子」という印象。まだすれてないという感じがするのでアイドルオタクとして安心感があります。

 岡本:たくさんの人に自分のことを知ってもらいたい。いろんな場所に出ていけるように。個性とか自分の得意なことを生かしていきたいです。

 高須:あーや(岡本)は今の黒髪のままがいいと思います。金髪とかにはしない方がいい。元の顔が整っているから黒髪が似合うんですよね。

 岡本:今年は楽しいこともいっぱいあったけど同期の子と差が開いちゃったなと思うこともいっぱいあって…。先輩と一緒にコンサートツアーに出演している同期の子をみると自分も頑張らなきゃと思います。

 高須:県外から名古屋に来て一生懸命アイドル活動を頑張っている姿を見ると本当に応援したくなります。みんな名古屋に来てくれてありがとう。

 全員:名古屋に来て良かったです!