総選挙でNMB苦戦 大阪にアイドル根付かぬ理由

2013年06月14日 11時00分

8日のAKB総選挙で大島優子(左)が2位選出の瞬間、ビックリした表情の指原莉乃

 フジテレビ系で8日に生中継された「第5回AKB48選抜総選挙」開票イベント(横浜・日産スタジアム)の平均視聴率が、関東地区で20・3%だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。


 1位になった指原莉乃(20)が所属するHKT48の地元・福岡県の北部九州地区は22・6%。SKE48の地元・名古屋地区は19・5%。一方でNMB48の地元・関西地区は17・7%と低かった。瞬間最高視聴率も関東地区が32・7%、名古屋地区は35・7%、北部九州地区は34・7%に対し、関西地区は32・3%だった。


 大阪は“アイドル不毛の地”とも呼ばれ、過去に国民的アイドルと呼ばれたグループも集客に苦戦した歴史を持つ。総選挙の結果に関しても大躍進したSKE、HKTに比べるとNMBは躍進度合いは低かった。なぜアイドル文化が根付かないのか。芸能関係者はこう分析した。


「派手な結婚式でも分かるように名古屋や福岡の人間は見えを張るイベント好き。大阪人は応援はするけど、あまり金は出さない。(ファンクラブ会員やCD購入者らが投票できる)総選挙にもその傾向はあった」


 それだけではない。笑いも必要な風土だ。前出芸能関係者は「関西のテレビ番組は東京と違ってアイドルがマスコットみたいに、ただいればいいというのは少ない。ロケなんかに行っても、1つぐらいはボケなきゃいけない。笑いで芸人と比べられるアイドルは厳しい」と在阪テレビ局の特殊性もその一因として挙げた。


 それでも「1~2年でグループ解散しがちな大阪で3年近く頑張っているNMBはすごい」としたが「やっぱり大阪は不毛の地を返上できなかった。今後のアイドルのためにも、もっと盛り上げてほしい」(同)とNMBに期待した。

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