SKE運営が社名変更の衝撃 発足から3か月で異例事態・山口騒動が思わぬ飛び火

2019年06月08日 11時00分

心機一転したSKE48

 元NGT48・山口真帆(23)の暴行騒動の影響が、思わぬところに飛び火している。「株式会社KeyHolder」は6日、子会社で、アイドルグループSKE48を運営する「株式会社SKE」の名称を来月1日から「株式会社ゼスト」に変更する予定であると発表した。発足からわずか3か月での社名変更に、ファンは疑心暗鬼に陥っているという。社名からグループ名が“消えた”ことから「48グループから独立するのでは?」という声まで出る始末だ。いったい、どうなっているのか――。

 国内に6つのグループを抱える48グループ。これまでAKB選抜総選挙や、合同でのライブイベントを開催してきただけに、すべて同じ会社が運営しているかというと実は違う。

 運営管理会社で、芸能プロダクションでもある「AKS」が運営するのはAKB、HKT、NGTの3グループだけ。NMBはKYORAKU吉本.ホールディングス、STUは株式会社STU、そして、愛知・名古屋に拠点を置くSKEは株式会社SKEと、別会社が運営しているのだ。もともとSKEはAKSが運営していたが、今年3月に「株式会社SKE」に事業が譲渡されたばかりだった。

 親会社の「Key――」は自社の公式サイトの中で、社名変更の理由を次のように説明する。

「『SKE48』は、既にアイドルグループとして多くのファンに支えられ、確固たるブランドネームを確立しており、今後もより一層の充実した活躍を図る一方で、グループの運営会社ではスクール事業の展開を目指すなど、新たな展開にも積極的に挑み、当社グループにおける総合エンターテインメント事業の中核をなす子会社のひとつとして期待値が高いことを背景に商号を変更するものです」

 だが、発足からわずか3か月での社名変更には違和感を抱かざるを得ない。しかも、グループ名の「SKE」が会社名から消えたことから「48グループから距離を置くのか?」「まさか独立か?」などとファンは疑心暗鬼に陥っているのだ。

 本紙の取材によれば、山口真帆が被害に遭った暴行事件を巡る一連のNGT騒動が影響しているのは間違いないようだ。

「株式会社SKEのままだと、AKSのグループだと誤解されかねないんです。名称が似ていますからね。実際問題、すでにグループを売り出すことへの障害になっているようです。AKSと区別することで、同社の幹部やスタッフは『これから全力でSKE48のプロモーションができる』と気合十分だと言います」(関係者)

 AKSは一連の暴行騒動での対応がずさんさを極め、世間から猛バッシングを浴びた。「ウチは会社が違う!」と強調したいわけだ。

 それだけではない。運営とメンバー双方のコミュニケーション不足による不祥事を未然に防ぐため、組織マネジメントに定評のある「株式会社識学」とも契約を結んだ。同社のマネジメント理論を本格的に取り入れる芸能事務所はSKEが初だ。

「NGTは運営とメンバーのコミュニケーションがうまく取れておらず、メンバー間でも派閥ができてもめ事が起こっていたとされる。同じ姉妹グループでもNGT運営とは違うということを知ってもらう目的もあるのでしょう」とはテレビ局関係者。

 それにしても、山口の暴行騒動が、運営会社の社名まで変更させるとは驚きだ。事情に詳しい別の関係者はこう明かす。
「(総合プロデューサーの)秋元康氏の知らないところで、AKSがいろいろと進めてしまっていて、“制御不能”になっているようです」

 はたして今回の社名変更は吉と出るか凶とでるか――。