指原莉乃が涙の「大感謝祭」 HKTメンバーとの最後の曲は「タンスのゲン」

2019年05月28日 21時46分

タンスにマイクをしまいコンサートを終えた指原

 4月28日にHKT48を卒業した指原莉乃(26)が28日、マリンメッセ福岡で「指原莉乃11年ありがとう!大感謝祭」を開催した。

 11年間のアイドル人生に別れを告げた、感動の卒業コンサートからちょうど1か月。指原がHKT48のおひざ元・福岡に帰ってきた。

 地元ファンへの感謝の意味を込めて開催された同イベント。オープニングでファン8000人の前に一人で登場し「ここにいたこと」をソロ歌唱すると「感動しちゃった…」と早くも目をウルウルさせた。

 その後、ステージに姿を見せた後輩メンバーたちに「新生HKT48、頑張ってくれますか?」とハッパをかけると、今度は会場のファンに向かって「みんなも新生HKTを応援してくれますか?」と呼びかけた。

 冒頭MCで、チームHキャプテン・松岡菜摘(22)から卒業後の生活を聞かれ「卒業して、すっごく休みが増えて。みんなの情報にすごく敏感になっちゃった。暇だからツイッターとか見ると『みんなこんなことやってんだな、楽しくやってんじゃん』って思ったりして」と後輩たちの様子が気になって仕方ないようだ。

 2012年6月にHKT48に移籍したが、もともとは2008年にAKB48の5期生として劇場公演デビュー。それを踏まえて、5曲目からは“指原莉乃ベストセレクション”と題したセットリストがスタートした。

 AKB時代のオーディション審査で歌った「BINGO!」を久しぶりに熱唱してファンを驚かせると、11曲目ではAKB48の代表曲「ヘビーローテーション」を披露。ブレーク前の指原は最後列ポジションだったが、当時を懐かしそうに振り返りながら歌った。

 また、11年から14年までレギュラー出演したフジテレビ系「笑っていいとも!」が、バラエティー界で大躍進するきっかけになったということで、番組のテーマ曲「ウキウキWATCHING」(いいとも青年隊)をパフォーマンス。尊敬するタモリに扮し、サングラス姿で歌声を響かせた。

 他にも生きているかのようなリアルな動きの恐竜が現れるなど、バリエーションあふれる内容で終始ファンを喜ばせた指原は“置き土産”も用意。先月末の卒業コンサートでは、HKTの新公演「いま、月は満ちる」を全曲書き下ろしでプロデュースすることを発表したが、新公演の表題曲「いま、月は満ちる」がついに完成。指原自ら歌ってメンバーとファンにお披露目した。

 曲を聞いた松岡らが「めっちゃ良かった!」と大興奮すると、指原は「良かった~。まだ十何曲のうちの1曲だけなんだけど、こんな感じで(公演曲を)書いていくので待っててね。ツアーも新公演も頑張って!」とエールを送った。

 また、終盤にはHKTの九州7県ツアーがサプライズ発表された。7月21日の福岡サンパレスホテル&ホール公演を皮切りに、10月22日の佐賀市文化会館大ホールまで回る。

 松岡は「実際、さっしーがいなくなってどうなるんだろう…って。先が見えない中で、これから頑張るぞと、みんなで目標ができてうれしい。さっしーに教わったことをみんなでできるように」と涙ながらに決意した。

 アンコールでは、秋元康総合プロデューサーが作詞した「川の流れのように」を熱唱。秋元氏直々のリクエストだったといい、美空ひばりさんを思わせる真っ赤なドレス姿で堂々と歌い切った。

 ラストMCでは「もう私は卒業してるけど、みんなが今日踊ってるのを見て、大丈夫だと思ったから。みんなしっかり頑張ってね」とメッセージ。「これがHKTメンバーと歌う最後の曲…」と声を詰まらせて「タンスのゲン」を披露。ステージにはたくさんのタンスが運び込まれ、楽しそうに踊った。

「タンスのゲン」は、福岡・大川市にある家具販売会社で、同曲はHKTが出演するCM曲としても話題を集めた。

 最後は「悔いなく、ここから卒業できます。これからもHKT48のことよろしくお願いします! 本当に本当に本当に幸せでした。11年間、ありがとうございました!」と感謝し、ステージにあるタンスの中にマイクを仕舞って終えた。