アイドルグループ「SKE48」が9日、岐阜市の長良川国際会議場で「SKEBINGO!PRESENTS SKE48コンサート炎の関東ツアー2019〜みなさん長らくお待たせしました〜@岐阜」を開催。岐阜出身の北野瑠華(19)、太田彩夏(18)ら若手メンバー20人が昼夜2回公演を行った。

 オープニングの「パレオはエメラルド」から7曲連続のシングルメドレーに会場はヒートアップ。次世代メンバーによる全24曲の全力パフォーマンスに昼夜2公演とも会場は興奮のるつぼと化した。

 この日のライブには6期生からドラフト3期生までの中から選ばれた20人が登場。「若手に経験を積ませるため」(湯浅洋SKE48劇場支配人)あえて松井珠理奈(22)、須田亜香里(27)らエース級メンバーの参加を見送り、最新シングルの選抜メンバーで出演したのも7人だけだった。

 SKE内部からは「ゴールデンウイーク直後の平日にこのメンバー構成で昼夜2公演というのは冒険しすぎでは」という声も上がっていたが、フタを開けてみれば午後1時半開演の昼公演も2階席最後列まで埋まり、約1600人収容の会場は満席となった。

「先輩がいない状況なのに、こんなにたくさんの方が来てくださってすごく自信につながりました」(野村実代)、「いつも前に立っている先輩がいないと不安だったけど、ステージに立ったらみんながキラキラしていた」(北野瑠華)。若手だけでのコンサート成功にメンバーたちも確かな手応えをつかんだようだ。