「HKT48」宮脇咲良(21)らが所属する12人組日韓合同アイドルグループ「IZ*ONE(アイズワン)」が3日、東京・日本武道館で日本で初のファンミーティングイベントを開催した。

 同グループは韓国で昨年10月に、日本で今年2月にデビュー。宮脇はHKTでの活動を一時休止し、拠点を韓国に移し同グループの活動に専念している。HKTでは48グループの女王だった指原莉乃(26)が先月卒業した。宮脇は「一番の先輩」と表現し「寂しさもあるが、離れた土地(韓国)でもアイズワンの活動を通して恩返しできれば」と誓った。

 また、48グループ元総監督の高橋みなみ(28)が15歳上の一般男性と令和初日の今月1日に入籍。宮脇は「ビックリ。神7(セブン)から3人も結婚された」と目を丸くしつつ、祝福した。

 アイズワンの一員として活動を始め、半年が経過。メンバー同士の仲も深まった。宮脇は9人の韓国人メンバーを「家族のような存在」と感じているという。昨年開催された48グループのイベント「選抜総選挙」では3位。指原に継ぐ“HKTの顔”だったが、すっかり韓流になじんだようだ。

「HKT時代はショートカットであどけないイメージがあったが、アイズワンではイメチェンし、ブロンドの髪に派手なメークで韓流アイドル然となった。言葉(韓国語)も少しずつ上達し、日本語を話す時でも韓国語なまりが交じるように聞こえることがある」(現地メディア関係者)

 すでに、韓国のバラエティー番組に1人で出演したという。アイズワンは期間限定ユニットで、2021年4月で活動を終了する。

「HKTは指原が卒業し、宮脇を欠いた状態で苦しいが、復帰したら韓国で得た経験を生かせるはず」(同関係者)と今後の成長も期待されている。